幸袋"アッコマッソ&アルド・コンテルノのバローロ2本セット"

30,000円(税込33,000円)

アッコマッソアルド・コンテルノ、バローロのレジェンドの幸袋2本セット!

今回の幸袋は「これを知らずしてイタリアワインを語るなかれ!」と言っても過言ではない、必飲バローロを2本セットで。

みなさんは、モノを選ぶ(買う)時に、どういう基準で決めますか?
「評論家・専門家がそれを高く評価していたから」
「有名人がそれを使っている(買っている)から」
「みんながそれを使っている(買っている)から」
「前からずっとそれを使っている(買っている)から」
こうした判断基準で決められる方が圧倒的に多いのではないかと。

でも、自分自身のこれまでの人生経験で聞いた(出会った)ことのないモノ、そして、専門家(と言われている方)ですら、あまり経験値の無いモノの中にこそ、本質的な価値が高いモノが存在していることもあります。

ワイン界で最も権威のある資格の一つ、マスター・オブ・ワインの有資格者340名の内、一体、何人の方が飲まれた経験があるんだろう?と思えるワイン。

バローロDOCGの11村の中で特に有名な5大産地の一つとされ、バローロ生産区域の中でも高い標高に位置するラ・モッラ村。
この地で先代から受け継いだ畑でブドウを栽培し、自分の代からワインの瓶詰めを始めて60年以上のロレンツォ・アッコマッソ。

生産したワインの大半は、10-20年来のスイスやドイツの固定客に販売し、それ以外にも直接訪問してくる個人客に販売。
さらに、一部をイタリア国内のレストラン&酒屋さんに卸していますが、実際はイタリア国内でも極めて入手困難。
結果、海外に輸出される量はごく僅かであり、イタリアワインの世界最大マーケットであるアメリカですら、1980年代から輸出をしていません。

生物多様性や自然に敬意を払い、変わらないスタイルでワイン造りを続け、市場からの需要がどれだけ高まろうと、決して畑を拡げないロレンツォ。
このあたりの哲学に関しては、同じくバローロの巨匠、バルトロ・マスカレッロのマリア・テレーザ・マスカレッロも同じことを言ってます。

結果、バローロというイタリアワインの銘柄を楽しんでいる世界中の人々のほとんどが、彼の職人技で作られたワインを知る機会がありません。

そのアッコマッソからは、バローロ、ラ・モッラ村のクリュ、アンヌンツィアータから産まれる、静謐さの中にあるエレンガンスを感じられるバローロ・アンヌンツィアータ・リゼルヴァ2012年を(日本への入荷は僅か420本)。

さて、バローロを分類する際に、よく伝統派(古典派)現代派(モダン)と言われますが、アッコマッソを伝統派の代表とするならば、伝統派と現代派のいいとこどり、中間派(新古典派)の代表が、アルド・コンテルノ。

アッコマッソと同様に、特に有名な5大産地の一つされ、11村の中で最南部に位置する、モンフォルテ・ダルバ村に畑を持ちます。

生産量がアッコマッソの約5-6倍はあり、海外市場にも積極的に輸出されてきたこともあってか、多くの方々に知られ飲まれて来た結果、そのエチケットと存在自体が圧倒的に知れ渡っています。
ただ、規模は多少違えど、ロレンツォ、マリア・テレーザと同じく、生産量について言及したエピソードがあります。

以下、ワイン・アドヴォケート誌モニカ・ラーナー氏の記事より

故アルド・コンテルノが自らのワイン作りにおいて頂点を極めた1990年代、モンフォルテ・ダルバでワイン作りを営むワイナリーの数は、まだごく少数であった。現在では、およそ70もの生産者と瓶詰業者がかの土地でワインを詰めている。「新たな生産者がまるで茸が生えるように次から次へと参入してきていて、これがモンフォルテ・ダルバでのワイン作りを省みるきっかけになった」「カンティーナで生産することの出来るワインの生産量が年間50万本に達したとしても、実際の生産量が年間8万本を上回らないようにしようとこの時に固く決意した」「厳しい選果と収量制限を守ることが父アルドの偉業を受け継いでいくために取るべき最も妥当な道である」とジャコモ(アルド・コンテルノの三男)は語ってくれた。

そんなアルド・コンテルノからは、モンフォルテ・ダルバ村屈指のクリュ、ブッシアから産まれる、優雅でビロードのような、バローロ/ブッシア2014年を。

さて、前置きが長くなりましたが、今回の幸袋は、
 アッコマッソ/バローロ・アンヌンツィアータ・リゼルヴァ2012
 バローロ・ブッシア2014

※都合により配達日指定は受け付けられません。

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