[造手] Lucie Colombain / ルーシー・コロンバン
[銘柄] Pinot Gris Eichberg / ピノ・グリ・アイヒベルグ
[国] France / フランス
[地域] Alsace / アルザス地方
[品種] Pinot Gris / ピノ・グリ
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<銘柄エピソード:Edited by essentia>
アルザスのグランクリュ、アイヒベルグの畑で穫れるピノ・グリを使用したワイン。残糖と揮発酸に関しては、ピノ・ブランと同程度だが、畑のポテンシャル由来と思われる深みがワイン本体に備わっているため、バランスが取れている。
<栽培:Edited by essentia>
グラン・クリュのアイヒベルグ。泥灰岩、石灰岩。
<ストーリー:Edited by essentia>
フランス北東部、南はスイス、ライン川を挟んで東はドイツという特殊な地域、ローマ帝国とゲルマンとの交流によって栄えたアルザス。この地域のブドウ栽培の歴史は古く、紀元1世紀頃には栽培が始まっていたと考えられています。
そして、そのアルザスのナチュラルワインを代表する造り手「ジェラール・シュレール ・エ・フィス」のブルーノ ・シュレールによる別名義が「ルーシー コロンバン」。
ルーシー・コロンバンは、ブルーノの幼馴染でもあるエリック・コロンバンの叔母さんの名前で、ルーシーは1980年代まで彼女の名前を冠した小さなワイナリーを経営していました。コロンバン家の誰も継ぐ意思がなかったということもあり、ワイナリーは廃業、彼らが所有する畑は貸しに出されていたのですが、2017年の契約が切れるタイミングでブルーノが手を挙げます。それもそのはず、コロンバン家が所有する畑の中には、プェルシックベルグのゲヴュルツトラミネール、アイヒベルグのピノ・グリ、シャン・デ・ゾワゾーのリースリングなど、ブルーノ的には垂涎の的なものがあり・・・この地域の最上のブドウによるワイン造りが始まりました。
恐らくですが、近所からのやっかみには既に事欠かなかったブルーノ(笑)、そんな良い条件の畑を独り占めして更にやっかまれるのも嫌だったという事情と、コロンバン家に対する敬意を融合させるべく、エリックとエリックの兄弟と一緒に、ルーシー・コロンバンという名の会社を立ち上げます。そしてエリックは、ルーシー・コロンバンの役員であるのと同時に、ジェラール・シュレールの従業員となり、シュレール家とコロンバン家の畑での作業に従事、カガミケンジローが抜けた穴をなかなか埋められずにいたブルーノ的にも大助かりで、彼自身セラーでの仕事に集中できるように。
(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)