[購入条件付]ミニエール / ブラン・アブソリュ(B19)

D502

13,000円(税込14,300円)

<購入条件>
こちらの銘柄はお1人様1本まで。複数銘柄の購入は可能です。


[造手] Miniere F&R / ミニエール
[銘柄] Blanc Absolu / ブラン・アプソリュ
[国] France / フランス
[地域] Champagne / シャンパーニュ地方, Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
[品種] Chardonnay / シャルドネ
[タイプ] 発泡 / 白 / 辛口 / ミディアムボディ / Brut
[容量] 750ml

<銘柄エピソード:Edited by essentia>
樹齢50年に近いリューディのテロワールを表現するブラン・ド・ブランのキュヴェ。

<栽培:Edited by essentia>
使用ブドウの区画:“レ・モアノー”、“レ・フォントゥネル”、“レ・ヴォワミサ”の3つリュー・ディに由来。樹齢は50年に近い。

<醸造:Edited by essentia>B19
野生酵母で樽発酵・樽熟成。樽内でのアルコール発酵終了後、引き続きシュール・リーの状態で8ヶ月間樽熟成。新樽は用いずに全て中古樽を使用。マロラクティック発酵は行わず、樽熟成後は濾過や低温安定化も行わずにティラージュして瓶内二次発酵へ移行。その後、澱と共に熟成させるマチュラシオン・シュール・リーを行う。現行ロットは2020年6月ティラージュ。2023年4月デゴルジュマン。リザーヴワインの比率は20%、ドザージュは4.5g/l。アルコール度数12度。ガス圧6.7気圧。

<ストーリー:Edited by essentia>
『アンセルム・セロスの才能と哲学を継ぐ優れた才能…』−WINE REPORT−
セロスに触発されたシャンパーニュ造り
ミニエールはジャック・セロスでの修行を経て家業を継承したフレデリックとロドルフの兄弟が、2007年から元詰めをスタートしたグローワーです。ドメーヌではセロスから大きな影響を受けた野生酵母による樽発酵と樽熟成、ノンマロ、少ないドザージュを基本とし、ヴィエイユ・ヴィーニュのブドウによるリューディの表現、そしてNVキュヴェでも3−4年、ミレジメに至っては10年近い長期熟成を経た飲み頃を迎えたものをリリースする芸術的シャンパーニュ造りを行っています。畑は1960−70年代初めに植樹された古木が主体で、収量は極めて低く、ドメーヌ全体の年間の総生産量は2万8千本程度という少なさです。
世界の愛好家が探し求める現代的シャンパーニュ
ミニエールのシャンパーニュは、ニューヨークの三ッ星イレヴン・マジソン・パークや、ナパの三ッ星メドウッド、ソノマの三ッ星シングル・スレッド、ランスの三ッ星ラシエット・シャンプノワ、同じく二つ星レ・クレイエールなどの最高峰グラン・メゾン、そして、現代的ワインの圧巻の品揃えで知られるNYのラシーヌなどで、セロスやセドリック・ブシャールなどの超一流のグローワー達に堂々と肩を並べてオンリストされています。酸化的なニュアンスを含めて全体のバランスが取れ、シームレスでモダンなタッチを備えたミニエールのシャンパーニュは、今、世界のシャンパーニュ愛好家が探し求める現代的シャンパーニュの1つです。
ドメーヌの歴史
ドメーヌは1919年にランスの北西、シャンパーニュ地方最北端のエルモンヴィルにアルフレッド・ミニエールによって設立され、代々家族によって継承されてきました。現在ドメーヌを運営するフレデリックとロドルフのミニエール兄弟は、4代目当主として2005年にドメーヌを継承しました。
フレデリック・ミニエールは、アヴィーズで醸造栽培技術者の資格とワイン販売の資格を取得した後、ジャック・セロスの下で研鑽。1996年当時、ジャック・セロスは目覚ましい発展を遂げている先駆者でした。ゆっくりと時間をかけた長期の熟成、リューディの表現、樽による醸造、そしてシャンパーニュにおけるビオディナミのパイオニアでした。フレデリックは、このセロスによる新しいシャンパーニュの潮流に強い影響を受け、その哲学に基づいたシャンパーニュ造りを自身で行いたいという想いに駆られるようになったのです。
しかし、その考えをすぐに実行に移すことはできませんでした。なぜなら、当時はまだフレデリックの両親がドメーヌの当主で、彼らはフレデリックの望むような劇的な変化に対し好意的ではなかったからです。このためフレデリックは一時ランスのワインショップで数年間働いていました。その後、2005年の父の引退に伴い、弟のロドルフとともにドメーヌに戻り、樽発酵・樽熟成による醸造に着手。デビュー・ヴィンテージとなる2007年物(2014年にリリース)で僅か2500本から元詰めシャンパーニュ造りをスタートしました。
ドメーヌの畑と栽培、哲学について
ドメーヌの栽培面積は8ヘクタール。大部分の畑が南南西向きで理想的に日照を受けるエルモンヴィルの丘陵に位置しています。丘陵の上部は泥土と砂質の土壌、下部は泥土と粘土と砂質の土壌です。水捌けが良くミネラルが豊富で、ブドウの根が地中深く伸びて、ブドウに養分を吸収するとともに、樹液をミネラルの要素で満たしてくれます。
栽培品種はシャルドネ2ha、ピノ・ノワール1.5ha、ムニエが4.5haで、主要なヴィエイユ・ヴィーニュの区画のブドウ木は接ぎ木なしで栽培されています。このため3品種全てで、ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズのブドウ木があり、その稀少な収穫ブドウは、10年近い構想の末、自根のキュヴェとなって表現されました。
ドメーヌでは、ワインは人生と同じく私達の性格を鍛え上げ、人生の指針を与えてくれる、出会いの痕跡をとどめていて、ブドウ木はその生命を地中から汲み取り、個性を果実に伝えるものであると考えており、この潜在力の表現であるワインの価値を引き立てることに強い愛着を感じています。ワインにとっての価値は、ボトルの中よりも畑のブドウ木の中にあるということです。このため、ドメーヌではブドウ木に最大限の敬意を払い、最上のものを引き出せるように努力しています。また有機肥料の使用、畑の耕耘、叢生栽培、環境に配慮したアプローチによる病害対策など、持続可能なサステイナブルな農業に取り組み、自然のバランスと人類にとって極めて大切な生物多様性を最大限に守ることに努めています。
醸造について
ドメーヌでは長年ブドウをヴーヴ・クリコやニコラ・フィアットなどのネゴシアンに売却していました。現在でもドメーヌで醸造しているのは8ヘクタールの所有区画のうちの1/4の僅か2ヘクタール分にしか過ぎません。シャンパーニュの醸造を自前で行い、販売せずに長期間ストックしておくことは小さなドメーヌにとって難しいことです。このため、ドメーヌの残りの6ヘクタールで栽培されたブドウは、ブドウもしくは果汁の形で、ニコラ・フィアットなどのネゴシアンに売却されています。今後の中期的な目標は、ヴィエイユ・ヴィーニュの5ヘクタールの区画のブドウを全てドメーヌで醸造することです。
ドメーヌのワインは全て野生酵母での樽発酵・樽熟成で醸造されます。各ワインの異なる特徴を引き出すために、また、シャンパーニュのエスプリにとって極めて大切なアッサンブラージュを複雑にするために、樽の容量や原産地、樽の年などは多種多様です。圧搾後、マストは発酵のためにバリックに入れられます。その後、シュール・リーの状態で定期的にバトナージュを施しながら8ヶ月間熟成されます。セラーでの長い熟成後もワインのフレッシュ感を保持するために、マロ発酵は行いません。ティラージュ後、ワインはドメーヌのセラーでゆっくりと時間を掛けて熟成させてからリリースされます。リキュール・ド・ティラージュは、最もナチュラルだと考えているビオ認証のMCRを使用しています。
リューディについて
ドメーヌのキュヴェを造るために選別したリューディは、全てエルモンヴィルにあります。リューディのブドウ木の樹齢は15年から65年と多様ですが、平均樹齢は45年です。ヴィエイユ・ヴィーニュを永続させるため、また最高品質のブドウを得るために、段階的に傷んだブドウ木の植え替えを進めています。ドメーヌでは以下のリューディを所有しています。
LES FAUVAGNES(レ・フォーヴァーニュ)
1968年、1969年植樹のムニエ、1962年植樹の自根のムニエ
LES ROSIÈRES(レ・ロジエール)
1974年植樹の自根のピノ・ノワールとムニエ、1973年植樹のシャルドネ
LES GRANDS BLANCS(レ・グラン・ブラン)
1964年植樹のシャルドネ、1965年植樹の自根のシャルドネ
LES MOINEAUX(レ・モアノー)
1963年、1969年、1971年植樹のムニエ
1981年植樹のムニエ、1963年植樹のシャルドネ
LES FOSSELLES(レ・フォセル)
1975年植樹のピノ・ノワール、2003年植樹のシャルドネ
LES VOIRMISSA(レ・ヴォワミサ)
1949年、1967年植樹のムニエ
1968年植樹のピノ・ノワール、1972年植樹のシャルドネ
LES FONTANELLES(フォンタネル)
1969年、1970年植樹のシャルドネ
LA COUTURELLE(ラ・クチュレル)
1986−1990年、1992−1993年植樹のムニエ、2002年植樹のピノ・ノワール
(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)
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