バローロのレジェンド!バルトロ・マスカレッロの特別セット限定リリース!
遡ること19年前の2006年、「12 Padri del Vino Italiano(イタリアワインの父)」として選ばれたのは、
リーノ・マーガ(バルバカルロ)(
ロンバルディア州)、
ジュゼッペ・クインタレッリ(弟子は
ラルコ)(
ヴェネト州)、
ヨスコ・グラヴネル(
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州)、
ジャンフランコ・ソルデラ(
トスカーナ州)、
エドアルド・ヴァレンティーニ(
アブルッツォ州)、
マルコ・デ・バルトリ(
シチリア州)など、錚々たる顔ぶれ。
そんなメンバーと共に、ピエモンテ州から選ばれたのが、バルトロ・マスカレッロ。
2005年からは、娘のマリア・テレーザ・マスカレッロがあとを継ぎ、
「私は、ワインのリズム、時間を尊重します。急いだり、短縮化しようとしないことが重要です。たとえ市場が求めてきても、それに合わせることはありません。ドルチェットも収穫翌年7月末に瓶詰して9月に売ります。昔は皆がそうしていました。ところが今は市場が若いドルチェットを求めるから、殆どの生産者が収穫翌年の春にリリースするようになってしまいました」
「市場のプレッシャーに負けない為には、適切な規模を保つことが重要で、それにより、市場やジャーナリストに気を遣う必要もない、自由で自立した状態でいられ、自らの信念に忠実で在り続けられる」
とインタビューに答えています。
現在も、所有畑は祖父の時代の5ヘクタール(うち、バローロが3ヘクタール)から変わらず、生産量も3万本に留まる。すべて自分で直接しないと気が済まない彼女からしたら、全てに目が行き届く規模。
これでは、なかなか手に入らず、飲む機会は滅多にないですよね。
そんなバルトロ・マスカレッロの話になると、いつも思い出すのが・・・
故・内藤和雄(日本におけるイタリアワインの第一人者)さんと共に、エッセンティア奥のイベントスペースにてワインを何本も開けた後の23時を過ぎた頃、内藤さんがおもむろにセラー(エッセンティアが2016年にオープンして最初の数年は、バルトロ・マスカレッロのバローロは普通にセラーに陳列販売していた)から取り出してきて抜栓し、「やっぱりこういうワインを飲んでおくべきだよね。」という言葉。
その後数人で、夜な夜な飲み明かしたことは大切な思い出です。
また、バルトロ・マスカレッロのクラスになると、品種を超越して、その造り手の哲学の影響がワインに大きく反映されているように感じます。
ドルチェット、バルベーラ、フレイザ、どれも他の造り手のそれとは一線を画します。
イタリア好き、ピエモンテ好き、バルトロ・マスカレッロにご興味ある方は、ぜひバローロ以外も飲んでいただきたいですね。
今回は、セットを3種類組みました。それぞれ数量極わずかの限定です。
<セットA>
バローロ 2020
ドルチェット・ダルバ 2023
33,600円(税込36,960円)
<セットB>
バローロ 2019
バルベーラ・ダルバ 2021
38,200円(税込42,020円)
<セットC>
ランゲ・ネッビオーロ 2019
ランゲ・フレイザ 2019
ドルチェット・ダルバ 2022
18,100円(税込19,910円)
※数量限定&店頭でも販売している為、タイミングによってはOnlineShopで購入できても実際は売り切れている場合がございます。その場合は、メールにてご連絡差し上げます。