カ・ルガーテ / ソアヴェ・クラッシコ・サン・ミケーレ 2020

A548

2,000円(税込2,200円)

[造手] Ca Rugate / カ・ルガーテ
[銘柄] Soave Classico San Michele / ソアヴェ・クラッシコ・サン・ミケーレ
[国] Italy / イタリア
[地域] Veneto / ヴェネト州
[品種] Garganega / ガルガネガ
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<ティスティングコメント>
緑色がかった輝きのある濃い麦わら色。最初はレモンのような柑橘系の爽やかな香りがありますが、次第に熟したフルーツや蜜のような凝縮感ある香りへと変化していきます。口中では、爽やかで生き生きとした酸味を感じ、アフターには少しビターな味わいが残ります。味わいの凝縮度が高く、さわやかなソアーヴェの特徴が感じられつつも、しっかりと味わえるスタイルとなっています。「多くの生産者は、自身のトップレンジで一番になろうとするが、私たちはベーシックラインでも偉大なワインを造りたい」とミケーレは話していました。

<畑・栽培>
畑の総面積は72ha。ソアーヴェ40ha、ヴァリポリチェッラ30ha、レッシーニデュレッロ(借りている)2ha。ソアーヴェ・クラッシコのエリアにおいて、最も自家畑の多い生産者。
2000年から化学肥料の使用を止め、牛糞、オーガニックコンポストによる土、植物由来のミネラルの肥料を使用。

<醸造>
2006年より畑で間引きをするようになりました。葡萄は9月末に収穫します。
16〜18度に保ったステンレスタンクで、8〜12日発酵させます。

<ストーリー>
「カ・ルガーテとは、ルガーテの丘の頂近くにある家」  
そこを畑仕事の拠点兼レチョート用の乾燥室としたことから名付けています。ミケーレは、エノロゴ2人と共にワイン造り、父のアメデオが畑仕事を担当しています。スタッフは8人で、収穫は40名で行います。

「こだわりの栽培と収穫、最新技術によるワイン造り」  
年間を通して剪定を行い、また夏場にはグリーンハーベストを行って余分な葉を落とし、4〜6房に収量を制限します。また葡萄の選別は、収穫の際とカンティーナのコンベアーでの計2回行います。小さい箱を使い全て手摘みで収穫し、外国人労働者ではなく、手慣れた地元の人達と行います。収穫量は地域の規定の140hl/haより25%抑えています。ゴムのヘラの付いた特殊な機械で傷つけず除梗します。白ワインは、窒素ガスを入れ酸化防止をしながらプレス出来る特殊な機械で圧搾、16〜18度で1日置いて余分なものを沈殿させ、よりクリアなモストを取り出します。セラー内のタンクの情報は、コンピューターで完全に管理し、すべての過程のデータ(収穫日、温度等)が分かるようになっています。

「赤ワインでも最高評価」 
2001年から15年以上に渡り、ヴァルポリチェッラの重要な生産者となることを目指してきました。その結果、「ワインスペクテーター」、「ヴィノス」等で90点以上を獲得、さらに「ガンベロ・ロッソ2017」で、’12VTのアマローネがトレ・ビッキエーリを獲得しました。それまで17回も白ワインで最高評価を獲得してきたカ・ルガーテですが、ソアーヴェの生産者で初めて赤ワインでも最高評価を得るまでに昇りつめました。カ・ルガーテのヴァルポリチェッラは、畑の標高が高いことが特徴で、エレガンス、ストラクチャーがあり、フレッシュで重すぎず、あくまでもエレガントさを追求しています。

「カ・ルガーテは30年以上ソアーヴェ地区で活動しているが、家族のこの産地、ワインとの絆はさらに古い歴史を持つ。現在はミケーレが家族のワイナリーを注意深く、厳格に運営していて、ソアーヴェ愛好家だけでなく、アマローネの力強さを好む愛好家にとっても重要なワイナリーだ。70ヘクタールを超す丘陵にある畑から洗練されたワインが造られ、ラインナップには弱点が無い。」  
「ガンベロ・ロッソ・イタリアワインガイド2018」
<評価>
評価 ヒュー・ジョンソン「ポケットワインブック2019」で、ヴァルポリチェッラの最良生産者。

(輸入元情報より引用)

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