[造手] Michele Lorenzetti / ミケーレ・ロレンツェッティ
[銘柄] Gattaia Pinot Nero / ガッタイア・ピノ・ネロ
[国] Italy / イタリア
[地域] Toscana / トスカーナ州
[品種] Pinot Nero / ピノ・ネロ(ピノ・ノワール)
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<輸入元テイスティングコメント>2018VT
やや茶色がかった深いスミレ色の色合い。サクランボやレッドフルーツのノートと共に、ゼラニウムの花やオレンジなどの凝縮した香り。アタックはフレッシュで柔らかく、口中はコーヒ ーや柑橘系果物のバランスの取れた良質なタンニンと共に、酸と甘味のバランスが取れている複雑で深みのある味わい。長い余韻には、腐植土や森の落ち葉などのヒントが感じられる。
<栽培:Edited by essentia>
標高550メートルの南南西向き斜面、地質:表土は粘土石灰と泥土。基盤岩は砂岩とシスト。ビオディナミで栽培(デメテール認証)。
<醸造:Edited by essentia>2018VT
9月下旬から10月上旬に収穫したブドウを完全に除梗して圧搾。その後セメントタ ンクで、野生酵母のみで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も加えず、温度管理も一切行わずに醸造。その後、引き続きセメントタンクで自発的なマロ発酵と24ヶ月の熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。ボトリング後、さらにセラーで12ヶ月寝かせてからリリース。
SO2はボトリング後のネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加。
<ストーリー:Edited by essentia>
ミケーレ・ロレンツェッティはビオディナミのブドウ栽培と醸造のコンサルタントとして、イタリア全土の数多くのワイナリーのコンサルタントをしているビオディナミワイン界では知らぬ人はいない巨匠です。ブドウ栽培をするムジェッロは、トスカーナでも極めて冷涼な気候に恵まれています。19世紀にはブルゴーニュ出身の醸造家がピノ・ノワールなどのフランスの高貴品種を栽培して、大きな成功を収めていましたが、フィロキセラによって荒廃してしまいました。ロレンツェッティは、この貴重な歴史を復活させるため、そしてこの地の大きな可能性を証明するために、フランス系の冷涼品種を栽培してワイン造りに乗り出しました。
(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)