ヨハネス・トラプル / グリューナー・ヴェルトリーナ 2023

A1552

2,800円(税込3,080円)

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[造手] Johannes Trapl / ヨハネス・トラプル
[銘柄] Grüner Veltliner / グリューナー・ヴェルトリーナー
[国] Austria / オーストリア
[地域] Niederosterreich / ニーダーエスタライヒ州
[品種] Grüner Veltliner / グリューナー・ヴェルトリーナー
[タイプ] 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<輸入元テイスティングコメント:Edited by essentia>
少しの濁りがあるライトイエロー。青りんご、グレープフルーツ、ライム、ハーブの香り。グリューナーでは珍しく香りが高く、フルーティーさが前面に出ている印象。ライトで柔らかなボディに豊富なミネラル、フレッシュな青りんごをかじっている様な瑞々しさとハーバルさも。余韻にミネラルのニュアンスが続きます。

<栽培:Edited by essentia>
土壌:石灰質、黄土、ローム、砂利、樹齢:21−41年。2010年に初めてオーガニック認証を取得し、2016年には全ての畑をバイオダイナミック農法で栽培し、2019年Demeterの認証得。

<醸造:Edited by essentia>
手摘みで収穫。除梗せず、全房にてフットプレス。ステンレスタンクにて12−15日間自然発酵、マロラクティック発酵。ステンレスタンクにて6か月熟成。無清澄、無濾過、ボトリング時、ごく少量の亜硫酸を使用(10mg以下)。

<ストーリー:Edited by essentia>
Austria Carnuntum Stixneusiedl / オーストリア・カルヌントゥム・シュティックスノイジードル
オーストリア国内でワイン産地の一つであるカルヌントゥムは、ウィーンから東側、スロバキアの国境まで広がり、葡萄畑は丘陵地帯にまたがって広がっている地域。そのエリアの南側にあり、ノイジードラーゼ湖から北側にある小さな村シュティックスノイジードルにて、“Johannes Trapl”のワイナリーがあります。当主であるJohannes Trapl / ヨハネス・トラプルは、“No Added Nonsense / ナンセンスを追加しない”をモットーに頑固たる気持ちと行動力を兼ねた生産者です。

ヨハネスの両親は、カルヌントゥム地域のザラスドルフ村で複合農業を経営しており、祖父の代からワイン造りも行っておりましたが、いわゆるコスパが良く、飲みやすいワインを作っていました。ヨハネスは、今後ワイン造りのみに集中するか、両親が営んできた複合農業を引き継ぐかを20代半ばにて選択を強いられます。彼は、ワインと食品検査の分野に将来性があると考え、クロスターノイブルクのブドウ栽培専門学校に通い、卒業した後カルフォルニアあるカルディナーレ・ワイナリーで実務経験を積むためにカリフォルニアに研修に行きました。

その研修先で彼はより一層、ワイン作りにハマり、そして、仕事での様々な経験、同じ志を持てる仲間や沢山の素晴らしいワインに出会いました。彼はワイナリーでの仕事に対して評価を頂き、好条件の仕事のオファーを貰うまでになりましたが、彼は両親と話し合った結果、オーストリアに戻る事を決断しました。そこで、両親は2003年に、全てをヨハネスに譲ります。20代半ばにして家族の財産と歴史を受け継ぎましたが、彼は、カルヌントゥムでも、エレガント・ブラウフレンキッシュの代名詞でもある生産者“Muhr-van der Niepoort / ムアー・ファン・デア・ニーポート”にて、同時に働き始め、そして、当主であるDorli Muhr / ドリル・ムーアの元、このエリアにてブラウフレンキッシュの銘醸畑“Spitzerberg / シュビッツァーベルグ”の再建と復興に力を注ぎ、シュピッツァーベルク・ワイナリー協会の共同創始者となります。

そして、2004年にこの畑を獲得するチャンスに恵まれます。20haの畑は、9つのワイナリーが所有しており、ヨハネスはその内5haを所有することになりました。そして、その年の葡萄で作られた1等級のブラウフレンキッシュのワインは、オーストリア国内で雑誌やメディアで、様々な賞やトロフィーを獲得し、オーストリアワイン業界で一気に注目の生産者の一人となりました。
シュビッツァーベルグは、カルパティア山脈の延長であるハインブルク近くにあり、片岩の痕跡がある乾燥した石灰岩の土壌で、並外れたエレガントさとミネラル感を備えたワインが育ちます。特にブラウフラエンキッシュはテロワールを表現し特別な特徴を表現しています。タンニンは繊細でシルキー、そして、豊富なミネラルとフレッシュさも感じられ、長期熟成も適した特別なワインとなり、ワイン愛好家の中で高く評価されています。

現在、約23ヘクタールを所有し、彼の畑は2010年に初めてオーガニック認証を取得し、2016年には全ての畑をバイオダイナミック農法で栽培し、2019年Demeterの認証得ています。彼は、一切の科学的なことは使用せず、ブドウの収穫のタイミングの見極め、熟度とフレッシュさを重視し、計測器は使用せず、自ら葡萄を食べて、収穫のタイミングを計ります。そして、印象的なことは、大きな樽にて葡萄を足でプレスすることです。そうすることにより、マセレーションの時間を短縮でき、自然酵母で受動的に発酵させます。その為、発酵プロセスには特に時間がかかっています。

また、工程として、無清澄、無濾過、亜硫酸については、無添加、もしくはボトリング時にごく少量使用となり、彼のモットーである余分なことはせず、自然のまま、ワイン作りに取り組んでします。またヨハネスの家族は、一部の農作物の栽培、また羊や豚など家畜などを育てています。羊は畑に放牧も行い、除草や土壌の健康維持、肥料と循環的な要素をも持ち、理にかなった方法で葡萄やテロワールに良い意味での影響を与えています。ただ自然のままではなく、これからより自然と共に共存した生活を持続できるように、日々の生活を送っています。
(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)
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