マヌエル・プルチーニ / ピス・ムット 2022

E165

3,800円(税込4,180円)

[造手] Manuel Pulcini / マヌエル・プルチーニ
[銘柄] Pis.Mut / ピス・ムット
[国] Italy / イタリア
[地域] Toscana / トスカーナ州
[品種] Sangiovese 70%, Cabernet Sauvignon 10%, Other (Canaiolo, Ciliegiolo, Syrah, Merlot) 20% / サンジョヴェーゼ, カベルネ・ソーヴィニョン, その他(カナイオーロ, チリエジョーロ, シラー, メルロー)
[タイプ] ロゼ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<このワインについて>
イタリアでは、ロゼワインのアルコール度数が高すぎることがよくあります。これは、生産者が赤ワインを濃縮するためにセニエ法でロゼワインを造るためです。これはいわば赤ワインの副産物のロゼです。しかし、私のこのロゼのキュヴェは、収穫の段階からロゼを造るためだけに適切な熟度のブドウを摘み取り、シチリアの古い方言で、『pistammutta ピスタムッタ』と呼ばれる、伝統的なロゼワインの手法を用いて醸造したものです。ピスタムッタを略してPis.Mut ピス・ムットと呼ぶことからそれをワイン名にしました。

<畑・栽培>
栽培面積は全部で2.3haで、14品種ものブドウが栽培されている。ビオディナミ農法。堆肥や有機肥料は全く用いず、代わりに、緑肥としてハーブや野菜、豆などを畑で栽培。また、畑の植物多様性を維持するためと有害な昆虫を避けるために、畝の間に自然なカバークロップを生やしている。耕耘は、1年目は偶数の畝、2年目は奇数の畝と、1畝毎交互に2年に1回行っている。ブドウ木にストレスを与えないように、夏季に伸びた新梢の先端を切る摘芯は行わず、グリーンハーヴェストや除葉も基本的に行わない。また畑に過剰な負荷を掛けないように、重い農業機械は可能限り使用しない。

<醸造>
手摘みで収穫したブドウを品種毎別々に全房でオープントップの発酵槽に入れ、足でソフトに櫂入れを行い、一晩マセレーション。その後圧搾して果皮を取り除き、野生酵母で温度管理を行わずに自発的に発酵。醸造添加物は一切加えずに醸造する。その後、ブレンドしてステンレスタンクに移してマロ発酵と熟成。無清澄、ノン・フィルターで瓶詰め。SO2はボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加。2023年5月時点のSO2トータルは48mg/l。総生産量730本。ALC度数12%。

<ストーリー>
Manuel Pulcini マヌエル・プルチーニはローマ生まれの現在35才。自然にワイン造りに関心を持ったマヌエルはピサ大学でワイン醸造学の学位を取得。その後、モンタルチーノのフォンテレンツァなどのビオディナミを実践するトスカーナの幾つかのワイナリーで働き、ビオディナミとナチュラルワイン造りへと惹かれていきました。トスカーナのルッカ近郊に約2.3haの耕作放棄されたブドウ畑を借りて2017年1月に自身のワイナリーを設立しました。マヌエルが目指したのは、ブドウ畑に新しい生命を吹き込み、現代的醸造学のワイン造りから解放された、自然を尊重したワイン造りのプロジェクトでした。醸造においては、人為的介入を最小限にし、化学的な技術や人工添加物は一切使わずに、野生酵母による自然な発酵でワイン造りを行っています。SO2は、ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加しています。
(以上、輸入元情報より引用)[]

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