メンティ / リーヴァ・アルシーリア 2020

A979

3,100円(税込3,410円)

[造手] Menti / メンティ
[銘柄] Riva Arsiglia / リーヴァ・アルシーリア
[国] Italy / イタリア
[地域] Veneto / ヴェネト州
[品種] Garganega / ガルガネガ
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<このワインについて>
メンティ家が代々所有する畑。彼らの数世代前はアルシーリアと呼ばれる女性が畑の世話をしていた。日当たりのよい斜面(=Riva)の畑で、ガンベッラーラの街が一望できる。透明感と伸びやかな酸の飲み心地を備えながらも、うまみがあり、味わい深い。

<畑・栽培>
火山性土壌。樹齢約60年(最も古い樹は樹齢85年以上)。5.5ha。2001年にビオロジックに転換、2010年からはビオディナミ農法を採用。冬の剪定はステーファノとその父がすべて行う。ステーファノ父子は、それぞれの畑を知っていて、土壌の構成によって左右される樹勢の強弱や、それぞれの樹の樹齢、斜面の向きにあわせて、どのように剪定を行うのかを決めている。剪定を行った古い樹には、その後の植樹のため、1年経った若い樹を接ぎ木する。剪定にくわえ、冬の間には、緑肥を行う。オーガニック農法によって得られた数種の植物の種を蒔き、春の草刈期には、水分や様々な物質を土壌に残しておく。また、ビオディナミのプレパラート500番である雌牛の糞をつめた雌牛の角と、501番(補足:牛の角に水晶の粉をつめたもの)も冬の間に準備を行う。冬の終わりには、legagioneを行い、土壌が十分に水分を含んでいれば、より生きた土壌にするため、1度か2度、プレパラート501番の処置を施す。ベト病からブドウ畑を守るため、銅と、含有アルコールの蜜蝋を用い、オイディウム対策としては、鉱山性の硫黄を、蛾にはバチルス・チューリンゲンシスを用いている。天気予報を注意深く確認し、処置がなるべく少なくて済むようにしており、もし春に雨が多く降れば、プレパラート501番である水晶をつめた牛の角の処置を必要な回数だけ施す。これにより、ブドウの葉はより軽くなり、大気中の日光との伝達がよくなる。

<醸造>
9月上旬に手摘みで収穫後、セラーに運び、除梗。ステンレスタンクかコンクリートタンクで醗酵。発酵はすべて自然酵母で行われ、温度管理は行わない。ステンレスタンクで1年間熟成。ノン・フィルターで瓶詰め。

<ストーリー>
ステーファノ・メンティは、イタリアワイン界の中軸と目される逸材である。この造り手の登場で「イタリアのナチュラルワイン界は、面目を一新した」とさえ思わせる者。1600年代に建てられた石造りの農家を今もワイン造りに活用。建物自体が今なお呼吸しているように感じさせる。周囲の山と畑に、鷹、鷲、雉、ウサギなどが日々現れるのは、「2001年にビオロジックに転換して以来」と、若き4代目当主ステーファノ・メンティ。2010年からはビオディナミを採用し、6haの自社畑を管理している。ブドウ圧搾は基本全て全房で行うのも、ステーファノの信条で、ガルガネガ100%の白ワインを中心に、オレンジワイン、瓶内二次発酵・澱引きなしのスパークリングも生産している。いずれも個性あふれる洗練されたナチュラルワイン。包み込むようなテクスチュア、優しくあたたかな味わいと、無類にきれいな仕上がりで、ワインはイタリア本国でも毎年リリースと同時に完売となる。

メンティ・ジョヴァンニは、19世紀末に設立された家族規模のワイナリーです。創業者のメンティ・ジョヴァンニ氏は、現在のオーナー(名前は同じくジョヴァンニ)の祖父にあたり、もともと自分たち家族で消費するために造っていたワインの販売をはじめました。栽培されているブドウ品種は、ガルガネガとドゥレッラです。これらのブドウから、辛口の白ワインと、陰干ししたブドウから得られる甘口の白ワインが造られています。畑の管理からボトリング、さらには発泡性ワインの醸造にいたるまでの作業はすべて、自分たちのチームで直接行われています。自然と地域の伝統に対して最大限の敬意を払ったうえで造られるワインは、最高のクオリティを求めたコルク栓で封をされ、エレガントに外装を整えられます。2007年のこと、ワイナリーはISO 9001:2000の認証をうけました。これは、品質を高めていくうえで、新たな一歩を踏み出したことになります。長年にわたり、このワイナリーのワインはイタリアを代表するワインガイドに掲載されています。重要なイタリア国内のレストランに加え、ヨーロッパのみでなく、アメリカやアジアのインポーターや、個人顧客に購入されています。

作業はすべて、手作業で、自分たちで行っています。冬の剪定はステーファノとその父がすべて行い、それ以外の誰の手も借りません。ステーファノ父子は、それぞれの畑を知っていて、土壌の構成によって左右される樹勢の強弱や、それぞれの樹の樹齢、斜面の向きにあわせて、どのように剪定を行うのかを決めています。剪定を行った古い樹には、その後の植樹のため、1年経った若い樹を接ぎ木します。若木からなる小さな畑の数々は、ガンベッラーラの地で最も典型的な畑なのです。剪定にくわえ、冬の間には、緑肥を行います。オーガニック農法によって得られた数種の植物の種を蒔き、春の草刈期には、水分や様々な物質を土壌に残します。数年をかけ、それらの様々な物資が、土壌やブドウの樹々に有益だと認識することができました。また、ビオディナミのプレパラート500番である雌牛の糞をつめた雌牛の角と、501番(補足:牛の角に水晶の粉をつめたもの)も冬の間に準備を行います。冬の終わりには、legagioneを行い、土壌が十分に水分を含んでいれば、より生きた土壌にするため、1度か2度、プレパラート501番の処置を施します。ベト病からブドウ畑を守るため、銅と、含有アルコールの蜜蝋を用います。オイディウム対策としては、鉱山性の硫黄を、蛾にはバチルス・チューリンゲンシスを用います。天気予報を注意深く確認し、処置がなるべく少なくて済むようにしています。もし春に雨が多く降れば、プレパラート501番である水晶をつめた牛の角の処置を必要な回数だけ施します。そうすれば、ブドウの葉はより軽くなり、大気中の日光との伝達がよくなるのです。
(以上、輸入元情報より引用)[]

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