カ・ラ・ビオンダ / ヴァルポリチェッラ・クラシコ 2021

C1249

2,800円(税込3,080円)

[造手] Ca' La Bionda / カ・ラ・ビオンダ
[銘柄] Valpolicella Classico / ヴァルポリチェッラ・クラシコ
[国] Itary / イタリア
[地域] Veneto / ヴェネト州
[品種] Corvina70%, Corvinone20%, Rondinella e Molinara 10% / コルヴィーナ、コルヴィノーネ、ロンディネッラ、モリナーラ
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<畑・栽培>
クラシコ・エリアのみのアッサンブラージュで全ての畑は東向きn冷涼区画。 石灰岩が非常に多いのが特徴。標高は150-300m。

<醸造>
ステンレスタンクで発酵。 マセラシオンは10日。ピシャージュは行わず、ルモンタージュを最小限。発酵温度は25度以下と低く保っているので抽出は少なく繊細な仕上がり。

<ストーリー>
クインタレッリが認めた畑
「ヴァルポリチェッラ」で最も重要な造り手と言えば 「ジュゼッペ・クインタレッリ」。ジュゼッペが生前「ヴァルポリチェッラ」で最も優れた畑と言っていたのが 「カ・ラ・ビオンダ」の畑だった。「カ・ラ・ビオンダ」は「ピエトロ・カステッラーニ」によって1902年に設立された。現在は4代目で「ニコラ」 「アレッサンドロ」兄弟が中心となっている。『マラーノの土壌は他のヴァルポリチェッラとは違って石灰層に影響される。濃厚なワインではなく、繊細でミネラル感を味わえる』非常に広大なヴァルポリチェッラだが、西1/3が「クラシコ」を名乗れる地域。標高も高く石灰分を含む比率も高くなる。『ヴァルポリチェッラは東西に広い。北西のはずれにあるマラーノは最も寒く、唯一石灰岩盤が剥き出しになっている特殊な土壌』「クラシコ」エリアには3つの谷が連なっている。その中央、マラーノ渓谷の東面に彼等の畑はある。海底が隆起した丘で海の沈殿物が何層にも重なっている痩せた土壌。標高は150〜300m。『この土壌がワインに高い酸度と抗酸化力を与えてくれる。アマローネでさえもPH3.3で酸度が高い。だから食事と合わせられる』

100年続く循環型農業
『父も僕等も毎日畑で働く。ワイン生産者である前に農民であるべきだと思う。どれだけ畑で仕事をしたかでワインは変わる』祖父の代から「ヴァルポリチェッラ」の自然を守る為に、一切薬剤の使用をしていない。除草剤さえも1度も使用したことがない。 昨年の剪定された枝や選別された果実を少量の牛糞を混ぜて発酵させ3年間熟成させた自家製コンポストのみを畑に撒いている。『化学薬品に頼った低価格ワイン産地なので有機栽培は珍しい。僕等は3代続けて有機栽培。循環型農業を行っている』霧の多い地域なのでリスクは高い。しかし100年も 続けてきたので葡萄樹自体が強くなる病気に対する抗体が出来上がっている。

アマローネは繊細なワイン
収穫は手摘み。小さな籠を使い葡萄が重なり、その重さで傷つくことのないよう細心の注意を払って収穫。正確なワインを造る為完熟に拘る。『収穫時期はパーセルによって半日単位で変える。例年、アマローネの収穫から2週間遅れでヴァルポリチェッラの収穫に入る』アマローネはアッパシメントするので酸度が高い状態で収穫。腐敗果が出る前であることも重要。『アマローネは糖度と酸度のバランスが重要。甘いだけのアマローネは現代の食事と相性が悪い。食事と合わせられるアマローネを造りたい』ヴァルポリチェッラは充分な酸度を持った状態で葡萄の水分が落ち始めた時に収穫する。『重厚なヴァルポリチェッラが流行っているが興味がない。僕等はマラーノを表現したい』カンティーナには「ソルデーラ」や「ジャコモ・コンテルノ」「ポッジオ・ディ・ソット」の空ボトルが並んでいる。 彼等の目指すワインがよく解る。
(以上、輸入元資料より引用)[]
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