[造手] Michele Lorenzetti / ミケーレ・ロレンツェッティ
[銘柄] Sauvignon Gattaia / ソーヴィニヨン・ガッタイア
[国] Italy / イタリア
[地域] Toscana / トスカーナ州
[品種] Sauvignon Blanc, Sauvignon Gris / ソーヴィニョン・ブラン, ソーヴィニョン・グリ
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
[生産量] 2019ヴィンテージは1000本。
<テイスティングコメント>輸入元より
オレンジがかった黄色の色合い。黄色いフルーツや柑橘果物、白い花、湿った藁、 香草などの香り。アタックはやや酸化のニュアンスを伴っているが、口中は生き生きとしていてナチュラルで冷涼感がある。香辛料やバラを思わせる清々しい味わい。フィニッシュには旨味と微かな塩気が感じられる。
<畑・栽培>
1972 年植樹、栽培面積0.3ヘクタール、標高550m、南南西向き斜面、地質:表土は粘土石灰と泥土。基盤岩は砂岩とシスト。
栽培:ビオディナミで栽培(デメテール認証)
<醸造>
9 月上旬に同時に収穫したブドウを果皮ともに野生酵母のみでジョージア産のクヴ ェヴリで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も加えず、温度 管理も一切行わずに醸造。マセレーションの期間は7ヶ月。マロラクティック発酵はこの間に自発的に行われる。その後、無清澄、無濾過で瓶詰め。ボトリング後、さらにセラーで 9ヶ月寝かせてからリリース。SO2は完全に無添加。
<ストーリー>
ミケーレ・ロレンツェッティはビオディナミのブドウ栽培と醸造のコンサルタントとして、イタリア全土の数多くのワイナリーのコンサルタントをしているビオディナミワイン界では知らぬ人はいない巨匠です。ブドウ栽培をするムジェッロは、トスカーナでも極めて冷涼な気候に恵まれています。19世紀にはブルゴーニュ出身の醸造家がピノ・ノワールなどのフランスの高貴品種を栽培して、大きな成功を収めていましたが、フィロキセラによって荒廃してしまいました。ロレンツェッティは、この貴重な歴史を復活させるため、そしてこの地の大きな可能性を証明するために、フランス系の冷涼品種を栽培してワイン造りに乗り出しました。
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