幸袋"ムレチニック&ラッセッラの5本セット"

24,100円(税込26,510円)

GW、最初の幸袋は、ムレチニック&ラッセッラ(イル・ヴォンヴィチーノ)の5本セット!
 
 
スロヴェニアを代表する造り手、ムレチニック
 
今でこそ我が道を進んでいますが、1993年にグラヴネル(グラヴナー)と出会い、彼に師事して受けた影響は大きく、スタンコ・ラディコン、アンジョリーノ・マウレ(ラ・ビアンカーラ)、ニコ・ベンザ(ラ・カステッラーダ)らと一緒のグループで研究&切磋琢磨してお互いを高め合った当時のことを振り返ると、「私達にとって、ヨスコは先生であり父でした。」と、ヴァルテル・ムレチニックは言いいます。
 
イタリアとの国境、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州から車で10分の場所で、フリウリと変わらない品種を栽培。
 
今回は、彼が醸す人気のオレンジワイン、アン2014、と共に、シャルドネ2014、レブーラ2014(リボッラ・ジャッラ)、メルロー2009を。
 
個人的に大好きなアンは、少し前まで気軽に買えたと思っていたのですが、今や入手困難となってしまいました。
まぁ、美味しいので当然なのですが。
 
アン以外も彼のワインに一貫して感じられる、すっと芯の通ったクリアーでエレガントな味わいは共通ですが、特にシャルドネが抜栓してから時間を置くほどに素晴らしくなり、もし飲み干さずに残しておけたら、コルクしてセラーか冷蔵庫で3日〜5日後の味わいをお試しください。
 
私は1週間後の経過まで見ましたが、ポジティブな酸化熟成香を伴った旨味・ミネラル感で、ワインだけでじっくりゆっくり楽しみたい、そんな気分になりました。
 
メルローは、ニューワールドやイタリア・トスカーナ沿岸部のような甘やかな果実味ではなく、どちらかというとボルドー寄りかと。
こちらもクリーンでエレガントな雰囲気です。
 
 
そして、もう一方の造り手も同じ輸入元から・・・
 
イタリアのピエモンテ州、アルバからもアスティからも近い場所、アレクサンドリア県の人口約2,900人のコムーネ、カッシーネにあるイル・ブォンヴィチーノ改め、ラッセッラ。
前当主イザベッラから4人の息子たちに代替わりしても、変わらず、(ボルドー液を除き)無農薬、無肥料、無除草剤、不耕起にて栽培。
 
当初、醸造を担当していたのはカーゼコリーニのロレンツォ博士。
2010年からはロレンツォに頼らない形で自分たちで醸造していますが、これも変わらず、基本的には瓶詰め時含めて、SO2(酸化防止剤)無添加。
 
いくつかあるキュヴェの中で、今回はアキッレ2018を。
ワインの名前は、前当主イザベッラの三男、アキッレに因んだもの。
 
輸入元情報では「彼らのワインでは最も機嫌に波がある、ないし落ち着くまでに時間のかかるワイン」と言われてまして、確かにそう思うこともありますが、この2018年のアキッレ、2021年2月の極上レアワイン会でお出しした際は、参加者総勢30名ほどの間では、1,2を争う人気のワイン。
 
(ボトル差は多少あるかもしれませんが)状態がよく、ブラケット独特のアロマティックなバラの豊かな香り、味わいは辛口なのに甘やかな風味で、飲み心地味もスムーズ。参加者の皆さんは、香りでうっとり、飲んでにっこり笑
 
ちなみにブラケットの起源はアスティ(カッシーネから北西に約30km)やモンフェッラート付近とされ、古代ローマ時代から栽培、ローマ軍団の兵士たちが飲んでいたとのこと。
現在、ブラケットの主流は、甘口微発泡なので、ブラケットを求めて他のワインを買われる際はお気をつけください。
 
 
さて、今回の幸袋は、ムレチニックからオレンジワイン3本、赤ワイン1本、ラッセッラから赤ワイン1本の5本セットになります。
 
1.)ムレチニック/アン2014
2.)ムレチニック/シャルドネ2014
3.)ムレチニック/レブーラ(リボッラジャッラ)2014
4.)ムレチニック/メルロー2009
5.)ラッセッラ(イル・ブォンヴィチーノ)/アキッレ2018
 ※写真はアキッレではなくアウグスト
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