カミッロ・ドナーティ / リベッレ・フリッザンテ 1500ml 2016

F025

5,800円(税込6,380円)

[造手] Camillo Donati / カミッロ・ドナーティ
[銘柄] Ribelle Frizzante / リベッレ・フリッザンテ
[国] Italy / イタリア
[地域] Emilia Romagna / エミリア・ロマーニャ州, Parma / パルマ県
[品種] Barbera / バルベーラ
[タイプ] ロゼ / 微発砲 / 辛口 / ミディアムボディ / ノン・ドサージュ
[容量] 1500ml

<成り立ち>
現当主カミッロの祖父であるオルランドが1930年に植えたブドウによる自家消費用から始まったワイン生産をカミッロが商業化。

<畑・栽培>
標高約250m、東向きの斜面。密植率3,500‐4,000/ha。仕立てはグイヨ。一切の化学的な薬剤を使用せずにブドウを栽培。

<醸造>
生産しているすべてのブドウに対してマセレーションを行い、かつてこの地方で伝統的に行なわれていた、ワインの残糖分とブドウに付いていた野生酵母を利用しての瓶内二次醗酵をいまだに行なっています。それはA.アルコール醗酵が完全に終わり辛口に仕上がったもの、B.醗酵途中のモスト(アルコール度数で2.5‐5%程度)を一部取り出し、翌春まで冷暗所に保管しておいたもの、この2つをブレンドしてボトリングすることで生み出されます。Bの醗酵途中のモストの醗酵を止め、甘いまま翌春まで保管しておくために、木綿の袋がフィルターとして使用されます。木綿程度の目の粗さでは酵母や微生物は難なく通ることができ、本来のフィルターとしての意味はほとんど無いのですが、これに通すことで活動していた酵母たちは何らかのストレスを受け、醗酵を一時的に止めてしまいます。そのモストを密閉容器に入れ冷暗所に保存し、翌春ボトリング前にAのワインにブレンドします(辛口のフリッザンテの場合、アルコール度数で1%程度を瓶内二次醗酵で生産させるため、ブレンドしたワインが約1.6%の糖分を持つように調整します)。ボトリング後、温度の上昇が主な要因でしょうが目覚めた酵母が再び活動を始め、ワイン中の残糖分を食べ、アルコールが生成されるのと同時に炭酸ガスが発生し、夏を越え秋になるころにはフリッザンテとなるわけです。二酸化硫黄の添加もブドウをプレスした直後にのみ使用されるだけで、その量もごく少量(30‐40mg / L)。(以上、輸入元情報より)

<銘柄誕生ストーリー>
"反抗的な"、"逆らった"を意味するリベッレ。過去10年くらいを振り返ってみると、酷暑の年の割合が数十年前に比べて異様に高くなっているとカミッロ。ただでさえ糖分の上がりやすいバルベーラですので、いくつかのヴィンテージは潜在アルコール度数で15%(場合によってはほぼ17%まで)を超えることもざらで、高濃度・高アルコール度数の環境下で酵母は活動をボイコットし、結果、発泡しないこともしばしば。やはりフリッザンテの土地なので、発泡していないと売れ行きに影響が出るそう。カミッロとしても極端に残糖のあるワインは避けたい、そんな中生まれたのがこのリベッレで、彼が考える完熟のタイミングから2週間程度早く収穫したブドウを優しく圧搾し、醗酵させたロゼ・フリッザンテになります。自然の流れやリズムを尊重し、それに従うことを良しとしてきたカミッロですが、時には反骨心みたいなものも必要なんじゃない?と考えてこんな名前にしたそうです。そんなワインを全量マグナムにボトリング。理由はと聞くと「ワインも食事も他者と分かち合うことで楽しみが増すもの。マグナムだったら1人じゃ開けられないでしょ?」との事(笑)。圧倒的な飲み心地のワインです。(以上、輸入元情報より)
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