Mendal(Laureano Serres Montagut)/ メンダル(ラウレアノ・セレス・モンタグット)

<ワイナリーについて>

スペイン・カタルーニャのナチュラル・ワインムーブメントを語る上では欠かせない、ラウレアノ・セレス。

かつては「Cave Cooperative De Pinel(ピネル協同組合醸造所)」の代表として仕事をし、彼の地域のワインの味わいが本来どういうものなのかということを躍起になって求めた。

そして1999年に協同組合醸造所から脱退、自分のワイナリーを立ち上げる。

2006年頃に催された“LA REMISE”(ラ・ルミーズ)というヴァン・ナチュールの「サロン」。そこでティエリー・ピュズラなど、多くのヴィニュロンと友人となり、親交を深めていく。

2011年からはカタルーニャの生産者たちを巻き込んでの試飲会も企画・運営している。

ラウレアノが畑を持つ、テーラ(土地)・アルタ(高い)はカタルーニャ州の南の端に位置しており、名前の通り標高が高い、中央台地(メセタ)に差し掛かる地域である。気温は涼しく、昼夜を問わず風が吹いているので、同じカタルーニャのワインでも、海に近い地域のワインに比べ、収穫時期も遅く、果実が過度な凝縮をすることがない。元々は、同じ村内の協同組合で働いていたラウレアノだが、大量生産、無個性のワインを彼が造り続けられるはずもなく、亜硫酸無添加のワインを自宅兼ワイナリーで造り始める。イノックスタンクとティナハが所狭しと並ぶ小さな醸造所だが、ワインは抑えても抑えきれないラウレアノとカタルーニャのエネルギーを体現している。

<ドメーヌ名について> Mendallという名称の由来は、ラウレアノの母親が子供時代に住んでいた家の名前(正式には「Ca Mendall」または「Casa Mendall」とのこと。現在は立て替えられ、醸造施設兼自宅となっている。ラウレアノの住む地域では家に名前をつける伝統があり、苗字やミドルネームではない。母親への敬意を表すため、Mendallをワインボトルのロゴに起用し、それは、彼にとって家の名前に留まらず、先祖代々受け継がれてきた、特別の意味のあるものだ。母方の家族から受け継がれ、現在ではワイナリー名として記憶に残っていく。

(以上、輸入元情報より引用)

メンダル(ラウレアノ・セレス・モンタグット)

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