[造手] Heidi Schröck / ハイディ・シュレック
[銘柄] Ruster Ausbruch / ルスター・アウスブルッフ
[国] Austria / オーストリア
[地域] Burgenland / ブルゲンランド地方, Rust / ルスト
[品種] Welschriesling / ヴェルシュ・リースリング
[タイプ] 白/ 甘口 / 貴腐 / ミディアムボディ
[容量] 375mL
<輸入元テイスティングコメント:Edited by essentia>
砂糖漬けのレモン、桃、アプリコット、柑橘類、白い花と蜜など複雑な香り。味わいはとてもピュアで、熟したアプリコット、柑橘類の砂糖漬け、上質な蜂蜜と溶け込んだ酸。果実味の凝縮感も強く、上品な甘みでしつこくなく、永遠に続く余韻。スパイシーなステーキや羊、アーティチョークや生姜、かぼちゃなどとよく合い、スティルトンやロックフォードなどのブルーチーズとは完璧な相性です。熟成年数は30年以上見込めます。
<栽培:Edited by essentia>
なだらかな丘陵地帯に広がる10ヘクタールの畑は、南東を向いており、朝から夕方まで日光が当たります。
土壌:石灰岩の上のローム砂
樹齢:35年
面積:0.8ヘクタール
<醸造:Edited by essentia>
収穫:2018年11月上旬。貴腐葡萄100%使用。葡萄は足でプレスし、レーズンからすべての糖分と香りを抽出するため、12時間スキンコンタクト。翌日、空気圧プレスで約5時間圧搾。得られたジュースは、沈降によって総澱から分離され、セラーに移されます。古いアカシア樽(225ℓ)にて3−4カ月発酵。アカシア樽(2000ℓ)にて24カ月熟成。2020年11月中旬ボトリング。アルコール度数:12%, 残糖:185g/L, 総酸:6g/L
<ストーリー:Edited by essentia
オーストリア・ブルゲンランド州ノイジードラーゼー湖のほとりに位置する小さな街ルストは、無数の小さな汽水湖のおかげで湿度が高く、自然なポトリティス・シネレア(貴腐菌)が発生するため、貴腐ワインの聖地で有名です。そのルストにHeidi Schröck / ハイディ・シュレックのワイナリーがあります。現当主であるHeidi/ハイディは、1983年に父からワイナリーを引き続きました。葡萄畑は18世紀から存在し、約300年にもわたって、先祖代々葡萄を栽培しています。その歴史の繋がりが彼女のワイン造りの重要な要因となります。暖かく湿気の多い天候や秋の霧は、「ボトリティスの奇跡」には必須です。中央ヨーロッパで2番目に大きな湖ノイジードラーゼー湖はボトリティスに必要な湿度を与えてくれます。自然なデザートワインを造り出す可能性がある場所は世界ではほんのわずかです。クラッハーが貴腐ワインの東の横綱なら、西の横綱がこのハイディ・シュレック。同国が誇るルスター・アウスブルッフのトップ生産者であり、オーストリア女性醸造家のリーダー的存在、そして“甘口ワインの女王”の異名を持ち、2003年には、オーストリアで一番影響力のあるワイン・グルメ雑誌であるFALSTAFF(ファルスタッフ)にて“Winemaker of the year Falstaffに選出されました。
軽快な辛口から凝縮感溢れる貴腐ワインまでを造り出す、なだらかな丘陵地帯に広がる10ヘクタールの畑は、南東を向いており、朝から夕方まで日光が当たります。最も古い葡萄園は1955年に植えられ、最も新しい葡萄園は2013年に開設されました。栽培しているのはヴェルシュ・リースリング、ヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダー、フルミント、ゲルバー・ムスカテラー、ソービニヨン・ブラン、シャルドネ、ブラウフレンキッシュ、ツヴァイゲルトなど品種やスタイルは多様ですが、的確なリーフワークと丁寧な熟成のもたらす、穏やかで豊かな果実味&カリカリしないしっかりとしたミネラル、ミッドからフィニッシュにかけての膨らみと伸びやかな余韻は、全てを貫く彼女のスタイル。中でも厳しい選果による、貴腐ワインの透明感と驚くほど長い余韻は感動に値し、葡萄本来のポテンシャルを最大に引き出し、ただ糖度が高いだけではなく、心地よい酸も感じられ、エレガントなデザートワインを樹立しています。以前、彼女は畑とセラーに向かい、何年もの間、時間と魂を尽くしてきました。しかし現在は、二人の息子のヨハネスとゲオルグが一緒に仕事をしてくれることで、様々な出来事、そして楽しみを分かち合えています。また彼女は彼らにも魂を受け継ぐことに喜びを感じています。
(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)