[造手] Dobra Vinice / ドブラ・ヴィニツェ
[銘柄] Frankovka ibérico / フランコフカ・イベリコ
[国] Czech / チェコ
[地域] South Moravian / 南モラヴィア州
[品種] Frankovka(Blaufränkisch) / フランコフカ(ブラウフレンキッシュ)
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<銘柄エピソード:Edited by essentia>
名前にイベリコの名を冠したのは、このワインがあまりにも生ハムにぴったりだから!とアンドレア。アルコール12%、酸度5.6g/ℓ、残糖0.6g/ℓ と、度数低めで飲み疲れしない、現代ワインの優等生なデータですが、ドブラの魅力は背反することにあります。つまりこのスマートな数字の背景には、度数に見合わない圧倒的な果実があり、その果実の上にフードフレンドリーな現代ワインのテキストが結合しています。生ハムのとろける脂身と凝縮された果実のソースのマリアージュ。アンドレアの意図はここにあります。
<輸入元テイスティングコメント:Edited by essentia>21VT
赤と黒の果実の調和。甘酸っぱいチャーミングな液体に漂う高貴さは色気あふれるバラの香り。ジューシーさと素朴さと…。現時点でももちろん美味しく飲めるのですが、もう少し寝かせるとさらにまろやかになり、味わいは一体感を増していくことでしょう。
<栽培:Edited by essentia>
Slovácko地域(スロバック地域)、Josefov村、Kukvička畑、黄土。化学的な農薬等は一切使用しないビオロジックまたはビオディナミによる栽培。収量を絞っています(約35hl/ha)。
<醸造:Edited by essentia>
天然酵母で発酵、ステンレスタンクで6ヶ月熟成。無濾過にて瓶詰めされます。
<ストーリー:Edited by essentia>
DOBRAVINICE(ドブラ・ヴィニツェ=“良い畑”という意味)はチェコ共和国の小さなワイナリーです。1997年に設立されました。 国立自然公園“Podyjí”内の古い歴史をもつ街“Znojmo”(ズノイモ)からほど近い“NovýŠaldorf-Sedlešovice”(ノヴィー・シャルドルフ=セドレショヴィツェ)という小さな村に砂岩のワインセラーを構えています。
PetrNejedlik。2023年に亡くなった偉大なる生産者。彼は、数多くの他国のワイン生産者及びワインそのものに学び、まさに試行錯誤の中、徹底した研究で素晴らしいワインを作り上げていきました。 最初はフランスワインに学びました。ブルゴーニュ、ボルドーはもちろんシャンパーニュ、ロワールetc。その後もドイツ、イタリア、オーストリア、スロヴェニア、ジョージア、様々な生産者を訪ね、勉強し、自らのワインを磨いていったのです。
畑はワイナリー同様に“Znojmo”に15ha(Podlesem(Popice)とSvatýUrban(Vrbovec))です。 “Znojmo”の銘醸地域の土壌は石英を主として花崗岩、片麻岩などで構成され、それらは古生代に由来しています。 また一部のブドウはVelkebiloviceの友人たち(OsickaやNestarec)とブドウを交換することで手に入れています。
化学的な農薬等は一切使用しないビオロジックまたはビオディナミによる栽培。収穫は手積みで、収量を絞っています(約35hl/ha)。 柔らかなプレス、キュベによっては長期にわたるマセラシオン。天然酵母による発酵、熟成においては新樽またはジョージアから運んだクヴェヴリを使い分けています。 現在のキュベのほとんどは無濾過で瓶詰めされます。熟成は理想的な環境である温度11℃、湿度85%の砂岩の洞窟のワインセラーに保管されます。
2000年を過ぎてMadamLalouBize-Leroy(DomaineD'auvenay)、OlivierPoussier、HughJohnsonなどが評価し、DOBRAVINICEの名は多くの人に知られることになりました。 Petrが亡くなり、現在は妻であるAndreaを中心にワイン作りが行われています。生前のPetrより薫陶を受けたチームでの醸造が、これからどのように変化していくのか。不安でもあり楽しみでもあります。
2023年11月にDOBRAのカーブを訪れた時、JaroslavOsickaファミリーも同席してくれました。Petr亡き後、モラビア最高の生産者であるJaroslavは、Andreaに様々なアドバイスをしていました。 真摯に耳を傾けるAndreaの姿を見ていると、私たちも熱い想いがこみあげてきます。 PetrとJaroslavを中心に始まったチェコのナチュラルワイン。次の世代への委譲が今始まったのです。
(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)