[造手] Vína Herzánovi / ヴィーニャ・ヘルザノヴィ
[銘柄] Frankovka(12months) / フランコフカ(12ヶ月)
[国] Czech / チェコ
[地域] South Moravian / 南モラヴィア州
[品種] Frankovka(Blaufränkisch), / フランコフカ(ブラウフレンキッシュ)
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<輸入元テイスティングコメント:Edited by essentia>2020VT
甘酸っぱい赤と黒の果実。クランベリー、フランボワーズ。そしてハイビスカス、ローズヒップ、バラなどの可憐な香りからクローブ、シナモンなどのスパイスに香りに移行していきます。クリーミーでコクがありながらも、軽さがあり、チャーミング。Herzaのセンスがあふれています。ラムのような甘やかな余韻が実によいです。
※25年11月試飲 良い枯れ具合です。麝香のニュアンスも感じます。赤い果実味、ブルゴーニュ的なフランコフカです。
<栽培:Edited by essentia>
標高280−310m。砂地、黄土。フランコフカ(ブラウフレンキッシュ)は1997年植樹。2016年よりオーガニック、現在はビオディナミでの栽培(認証移行中)。
<醸造:Edited by essentia>
すべて手摘みでの収穫。半分はすぐにプレス(ブラン・ド・ノワール状態)。半分はマセラシオンのまま3−4週間かけて開放樽で発酵。発酵後は225L−400Lのオークの様々な古樽で熟成。12ヶ月を澱と共に過ごします。50%はオーク樽で熟成します。ノンフィルター、亜硫酸極少量で瓶詰めです。
<ストーリー:Edited by essentia>
チェコのナチュラルワインムーブメントにおける第二世代。その代表的作り手です。若い3人が情感に訴える風味豊かなワインを醸します。現当主はJakubが栽培と醸造を担います。妻のSandra、Jakubの妹Zuzanaが販売とコミュニケーション、Jakubのサポートを担当します。3人はパートナーとして深い信頼で結ばれています。
JakubとZuzanaの父が1997年にブドウを植え、ワイナリーが始まりました。2012年に父は急逝。兄妹は突然にワイナリーを引き継ぐことになりました。Jakubは、ワイナリー(Kobylí)に近いLedniceの大学でブドウ栽培とワイン醸造を学び始めます。そこで出会ったのが将来の伴侶となるSandra。二人はサスティナブルでホリスティックなワイン作りで意気投合。新生Herzánoviの歴史が始まりました。
4.3ヘクタールのブドウ畑での作業は、2016年よりオーガニック、現在はビオディナミでの栽培(認証移行中)です。土壌は肥沃な黄土と砂地。すべて南あるいは南西向きで、畑は近くにまとまって存在しています。
醸造においてはミニマルであることを大切にしており、発酵は自発的であること、ヴィンテージがワインに反映されることを重視しています。無濾過で瓶詰め。亜硫酸は瓶詰の際に必要最小限で使用。長いマセラシオンを経る場合には使用しません。カーブの仕事がミニマルであるということは、畑での仕事が膨大になることを意味します。つつがなく醗酵がすすんでいくためには、ブドウが栄養をたっぷりと蓄え、健全な天然酵母が多く付着していることが必須で、そのためには多くの畑での仕事を必要とするからです。
私たちはHerzánoviのワインにプラハのワインバーで出会いました。ソムリエに私たちの素性を話し、美味しい中欧ワインを色々と紹介してもらいました。その中の一つが彼らのワインです。DobraやRichard、Osickaに続く素晴らしい作り手が表れるかどうか、それが今後のチェコのナチュラルワインの未来を決めていくことでしょう。中世において最高峰のワインとして楽しまれていた中欧ワイン。ナチュラルワインとして現代に蘇りつつある高品質な中欧ワインが、一過性のものに終わるのか、本当の文化として昇華し、その地位を取り戻すのか…。
2024年。Jakub、Sandra、Zuzanaの3人に、モラヴィアの彼らのカーブで出会えることを楽しみにしています。
(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)