[造手] La Terre Penchée / ラ・テール・ポンシェ
[銘柄] Babillage / バビヤージュ
[地域] Jura / ジュラ
[品種] Chardonnay / シャルドネ
[タイプ] 微発泡 / 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<銘柄エピソード:Edited by essentia>
ジュラでは珍しいペット・ナットのキュヴェ。キュヴェ名のBabillage バビヤージュとは、フランス語で、生まれてきた赤ちゃんが初めて発する言葉です。日本語で言えば「オギャー!」というところでしょうか。ドメーヌとしての初めてのキュヴェで
あることからこのように命名したそうで。エチケットのイラストはエティエンヌの姉のClaire クレールがデザインしたものです。
<栽培:Edited by essentia>
リューディ:Billatビラ。ニコラ・ジャコブが本拠を置くCesancyスザンセイの村にあるリューディで、シレックス混じりの粘土・泥灰土土壌。表土には小石が点在している。ドメーヌの栽培面積は1ヘクタールで東向き斜面。
<醸造:Edited by essentia>
手摘みで収穫したブドウをダイレクト・プレスして、野生酵母でステンレスタンクで自発的にアルコ−ル発酵。醸造添加物やSO2は一切加えずに醸造。メトッド・アンセストラルで、アルコール発酵が完全に終了していないワインを、残糖を残して無清澄・無濾過で瓶詰めし、瓶内で完全にアルコール発酵を終了させる。ピュピトルで寝かせてからア・ラ・ヴォレでデゴルジュマン。ドザージュはゼロ。亜硫酸は醸造中も瓶詰め時も完全に無添加。2023年の収穫日は9/9。2023年10月1日にティラージュ。2025年4月末デゴルジュマン。総生産量900本。アルコール度数は11度。2025年6月時点のSO2トータルは13mg/。ガス圧3.8気圧。
<ストーリー:Edited by essentia>
ジュラの若きナチュラル・ドメーヌがデビュー!シュッド・ルヴェルモンの新ドメーヌ
南ジュラのことを現地では「Sud Revermon シュッド・ルヴェルモン」と呼びます。鏡さんやガヌヴァ、ニコラ・ジャコブといった造り手が本拠を置くエリアです。そのシュッド・ルヴェルモンに新たなドメーヌが誕生しました。ガヌヴァの本拠地ロタリエの2つ南の村、Augeaオジャに2023年に誕生したラ・テール・ポンシェです。ドメーヌはエティエンヌとマルゴーのカップルによって創設されました。二人は南仏のマ・フラキエで働いている時に出会い、その後、ジュラのドメーヌ・ド・ラ・トゥルネルとマルヌ・ブランシュでずっと一緒に働きながら、二人の将来のドメーヌとワインについて想いを語り合い、共有してきました。
ドメーヌ・ドゥ・ラ・トゥルネルとマルヌ・ブランシュで研鑽して独立
今年35才と32才の二人は、同世代のジュラの造り手達に触発され、ビオロジックで
栽培したブドウから、人為的介入を可能な限り少なくし、醸造添加物を加えないナチュラルワインを造っています。当初ドメーヌの栽培面積1ヘクタールと小さく、シャルドネのみを栽培していました。このため2023ヴィンテージはペット・ナットとコート・デュ・ジュラ白の2種類のキュヴェのみが造られました。弊社は2025年の春のリリースと同時にドメーヌを訪問。幸運なことに、少ない生産量にも関わらず、初年度から日本へのアロケーションを頂くことができました。今後が大いに期待できる南ジュラの新ドメーヌです。
ドメーヌについて
Sud Revermontシュッド・ルヴェルモンと聞いて、何のことか分かる人はかなりのジュラ通でしょう。南北に⾧く広がるジュラのブドウ産地は、ボーヌの町を境に北のニュイと南のボーヌに分かれているブルゴーニュに類似しています。ジュラ・ワインの中心はアルボワの町ですが、地図上で目安となるのはLons le saunier ルンス・ル・ソニエの町です。この町を境に北ジュラと南ジュラに分かれていると言っていいでしょう。ジュラの北の巨匠がピュピランのオヴェルノワなら、南の巨匠はロタリエのガヌヴァです。ピュピランとロタリエの距離は実に50キロ。これはちょうどブルゴーニュのマルサネからサントネーの距離と同じです。当然、南ジュラのワインには、北よりも果実のふくらみが感じられます。その南ジュラのワイン産地を指す地元の言葉が『Sud Revermontシュッド・ルヴェルモン』です。南ジュラのヴィニュロンを訪れると、「俺たちはシュッド・ルヴェルモンの造り手だ。」誇らしげに語ります。
そんな南ジュラのシュッド・ルヴェルモンに新たなドメーヌが誕生しました。2023年に創設された La Terre Penchée ラ・テール・ポンシェで す。ドメーヌは Etienne Gasnier エティエンヌ・ガニエと Margaux Dermine マルゴー・デルミンヌのカップルによって創設されました。エティエンヌは1990年生まれの現在35才。マコンでBTSを取得した後、マコンのニコラ・マイエの下で研鑽。数年後、南のピック・サン・ルーへと移り、マ・フラキエで働いている時に、運命の導きで今のパートナーのマルゴーと出会いました。それ以来、二人は共に人生を送り、二人の将来のプロジェクトについて、そしてワインに対する想いを語り合い、共有してきました。
2020年、二人はジュラに戻り、ドメーヌ・ド・ラ・トゥルネルで収穫と醸造を経験しました。その後、さらにドメーヌ・デ・マルヌ・ブランシュで3年半働きました。そして、エティエンヌは今年、マルヌ・ブランシュを退職して、ドメーヌに専心することになりました。パートナーのマルゴーはドメーヌでの仕事と並行して、現在はド
メーヌ・ラベでも働いています。ドメーヌは、ガヌヴァの本拠地ロタリエの2つ南の村、Augeaオジャにあります。2023年当初、ドメーヌの栽培面積は僅か1ヘクタールで、シャルドネのみを栽培していましたが、2025年に複数の区画を借り受けて、現在栽培面積は4ヘクタールに広がりました。区画は Cesancey スザンセイ、Vincellesヴァンセル、Orbagna オルバーニャの3つの村に点在しています。シャルドネに加えて、サヴァニャンとプールサール、ごく僅かにトゥルソーとピノ・ノワールの栽
培も始めました。栽培はビオロジックで、一部ビオディナミの手法も取り入れています。醸造に関しては、醸造添加物は一切使わず、野生酵母での発酵で、可能な限り人為的介入を少なくしたナチュラルな醸造を行っています。亜硫酸も必要な場合以外は無添加です。
ドメーヌ名の La Terre Penchée ラ・テール・ポンシェとは、フランス語で『傾斜した土地』という意味です。これは、西のブレス平野とジュラ山脈の間に細⾧く広がるジュラのブドウ畑を詩的に表現したものです。ジュラ山脈の麓の丘陵地帯に広がるブドウ畑には、傾斜が40度近くになる急峻な畑もあります。また、造り手は畑仕事で一日の大半は腰をかがめて過ごさなければなりません。このようなことからドメーヌ名をラ・テール・ポンジェと命名したそうです。ドメーヌの初ヴィンテージとなる2023年は、ペット・ナットとコート・デュ・ジュラ白の2種類のキュヴェのみが造られました。弊社は2025年の初夏のリリースと同時にドメーヌを訪問しました。幸運なことに、少ない生産量にも関わらず、初年度から日本へのアロケーションを頂くことができました。今後が大いに期待できるシュッド・ルヴェルモン・南ジュラの新ドメーヌです。
(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)