ディチャセッテウノ1701 / フランチャコルタ・ブリュット・ナチュール NV

D500

6,500円(税込7,150円)

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[造手] 1701(Diciassette Uno) / ディチャセッテウノ
[銘柄] Franciacorta "Brut Nature" / フランチャコルタ・ブリュット・ナチュール
[国] Italy / イタリア
[地域] Lombardia / ロンバルディア州, Franciacorta / フランチャコルタ
[品種] Chardonnay, Pinot Nero / シャルドネ, ピノ・ネロ
[タイプ] 発泡 / 白 / 辛口 / ミディアムボディ / ノン・ドザージュ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml

<輸入元テイスティングコメント:Edited by essentia>
熟したリンゴに酵母由来なふくよかな香り。ブリュット・ナチュールだが果実の厚みがあり旨味たっぷり。フレッシュな酸があり味わいはドライなので飲み飽きない。果実のフレッシュさとミネラルがバランス良く融合するのが彼等のスタイル。

<栽培:Edited by essentia>
畑はカッザーゴ・サン・マルティーノ地区に位置し、8haのシャルドネ畑と2haのピノ・ネロ畑を所有。カッザーゴはフランチャコルタの南東部。このエリアは石灰岩を含む堆積土壌であり、粒子的観点では、ローム土壌(砂・シルト・粘土のバランスが良い土壌)と砂質が混ざりあった土壌でミネラルが豊か。表土は砂質。よって水捌けが良く、湿気が少ないのでカビや病気の害が少ない。ビオディナミ農法。Demeter認証。畑で使われるのは自分達で作った調剤と硫黄のみ。銅はほとんど使用しない。他の造り手の畑よりも葉の数が多く、ツルも長く伸びている。

<醸造:Edited by essentia>
二次発酵も自分達の畑の酵母とモストの糖分で行う。ティラージュ後は最低30ヶ月間シュール・リーで熟成。通常のフランチャコルタの2倍の熟成期間を経て、繊細だが深みのある味わいを目指す。

<ストーリー:Edited by essentia>
葡萄100%「酵母」も「蔗糖」も足さない
2012年に始まった若い造り手「1701」。当主で醸造家のフェデリコの理想は葡萄100%のフランチャコルタ。培養酵母による醸造が当たり前のフランチャコルタで唯一の存在。
フランチャコルタ南部
2012年、フェデリコとシルヴィア兄弟が300年前に造られた歴史あるカンティーナを買い取り、始めたのが「1701」。
『コンティ・ベットーニ家のカンティーナを買い取った。この造り手の初ヴィンテージ1701年に敬意を表してカンティーナ名にした』
2人の母親は幼い頃から工業製品や添加物を嫌い、出来る限り自然のものを食べさせて2人を育てた。それが彼等の当たり前だった。
『添加物を嫌い、有機野菜や職人が作った加工肉やジビエを食べてフランチャコルタで育ったが、フランチャコルタには満足できなかった』
イゼオ湖の湿気で有機栽培やビオディナミが難しいフランチャコルタだが、彼等は迷うことなく有機栽培を選択する。更にはニコラ・ジョリーと出会い、ビオディナミにも積極的に取り組み、2016年にはフランチャコルタで初めて「デメテル」の認証を取得。
『ビオディナミは子供の頃から当たり前。自然な食事をしながら、化学薬品を使ってワインを造るのは異常。自分が飲めないワインは造らない』
畑はカッサーゴ・サン・マルティーノ地区に位置し、8haのシャルドネ畑と2haのピノ・ネロ畑を所有。そのほとんどは1700年代の城壁の中に位置。
『カッサーゴはフランチャコルタの南東部で丁度氷河が止まったあたりローム土壌と砂質が交じり合った土壌でミネラルが豊か』
エルブスコほどの堆積土壌ではなく、表土は砂質。よって水捌けが良く、湿気が少ないのでカビや病気の害が少ない。
光合成が全ての始まり
『僕等はテロワールと近い存在になりつつある。でも完全に理解できる相手ではない。農業やワイン造りは自然と人間の共存を意味する』
畑で使われるのは自分達で作った調剤と硫黄のみ。銅はほとんど使用しない。他の造り手の畑よりも葉の数が多く、ツルも長く伸びている。
『全ての始まりは葉。光合成によって糖(スクロース)が生成され、果実を作る。葡萄樹は必用な葉の数を知っている』
2012年当初、葡萄樹は薬剤で生かされている状態だったため、気候にも順応できず、害虫からも自分を守れず、葉数やツルの長さも調節できなかった。
『ビオディナミで葡萄樹はテロワールの一部になってきた。気候や水分量を認識して果実を最高の状態 にしようとするのは天性の能力』
もちろん、100%自社畑の葡萄のみを使用。若い樹でその年の気候に対応できなかった葡萄など品質に満たないものは売ってしまう。
2次発酵はモストの糖分で
醸造も畑同様に薬剤や培養酵母など一切使用しない。ドサージュも行わない。自然なワイン造りはフェデリコにとっては当たり前のこと。
『フランチャコルタの問題は酵母。95%の造り手が培養酵母を使っている。酵母が味を作るのに自然酵母を使わないなんて考えられない』
大手生産者が何百万本ものフランチャコルタを野生酵母だけで発酵させることは不可能。「1701」の生産量は最大で60,000本。
『この規模だから野生酵母だけで発酵できる。酵母が弱ければ隣から元気な酵母を移せば良い。発酵期間はカンティーナに泊まって管理する』
砂糖も酸も足さない。葡萄果汁のみ100%葡萄のフランチャコルタ。彼等にとっては当たり前だが99%の造り手は糖や酵母を足している。
『2次発酵も自分達の畑の酵母とモストの糖分で行う。誰かが作った蔗糖や酵母で味を決定づける2次発酵はしたくない』
収穫直後に搾ったモストの一部にフィルターをかけ、0度前後の菌の繁殖の無い状態で保管している。このモストと葡萄から採取した酵母を1次発酵が終わったワインに足すことで2次発酵を促す。
『非常に手間がかかる作業であるのとモストと酵母の状態が一定でないので難しい。でも葡萄100%のフランチャコルタが僕等の理想』
恐らく、フランチャコルタを名乗れるワインでは唯一の醸造方法で、今後も出てこないと思われる。葡萄100%!フェデリコが完成させたのは酵母も蔗糖も足さない真のフランチャコルタだったのです。
(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)
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