[造手] 2Naturkinder / ツヴァイ・ナトゥーキンダー
[銘柄] Fledermaus Rot / フレーダーマウス・ロット
[国] Germany / ドイツ
[地域] Franken / フランケン
[品種] Schwarzriesling (Pinot Meunier) / シュバルツリースリング (ピノ・ムニエ)
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ / 酸化防止剤(SO2)無添加
<生産者コメント>
他の畑の多くがカビ病の脅威にさらされた年でしたが、この畑は輝きを放ち、とても健康的なぶどうを収穫することができました。うすにごりでロゼのような淡い⾚。⼝に含むとピチピチとしたピュアなフレッシュさを⾆先に感じ、アセロラやザクロのような果実がほどよくしなやかな酸と共に⼝内に広がります。ジューシーで軽やかな飲み⼼地です。シャンパーニュの⽣産者とも分かち合いたいムニエの2NATURKINDER的表現です。
<畑・土壌>
畑名: Kitzinger Eselsberg。住宅街に囲まれた畑(植樹した頃は周りに家はなかった)。標高200m。貝殻石灰岩土壌。西&西南向き。樹齢平均35年。グイヨ仕立て。収量25hl/ha。
<醸造>
9⽉初旬に⼿摘みで収穫。全房のぶどうと除梗したぶどうと破砕したぶどうを層になるようにタンクに⼊れ、1週間セミカーボニックマセレーション。空気式プレスで搾汁。ステンレスタンクで澱と共に熟成。2022年4⽉に瓶詰め。無清澄、無濾過。亜硫酸塩無添加。ALC度数11%。
<ストーリー>
「ピュアでジューシー、かつクリーンでエレガント、⽣命とエナジーが詰まった本物ナチュラルワイン」
2naturekinder(ツヴァイ・ナトゥーキンダー)は、Micheal Voelker(ミヒャエル・フォルカー)とMelanie Drese(メラニー・ドレセ)のプロジェクトです。⼆⼈は、以前、世界中を旅し、ロンドン、ニューヨークに住み、出版分野で働いていましたが、ナチュラルワインに魅了され、2013年、ドイツのフランケン地⽅のマイン川近くで1843年から続くミカエルの家族の畑を引き継ぎ、⾃然でピュアなワイン造りを始めました。「何も追加せず、何も取り去らず」を哲学に、⾙殻⽯灰岩⼟壌とコイパーと呼ばれる泥灰⼟(マルヌ)⼟壌で、フランケン地⽅のぶどうを育て、よいバランスの中にもエッジがある美しいワインを造っています。
ミヒャエルはブドウ園のコウモリに特に関⼼があり、コウモリのラベルはその影響を受けており、ブドウ園におけるコウモリの役割についての研究プロジェクトを後援しています。2018年には、その活動およびコウモリワインとして知られるフレーダーマウスワインが国連の「⽣物多様性の10年 - 2011-2020 UNITED NATIONS DECADE ON BIODIVERSITY」のプロジェクトとして表彰されました。
ドイツのナチュラルワイン黎明期から、優しさと情熱とともに、真摯に土壌づくりから始め、同時にコウモリを中⼼とした地域の環境保全にも⼒を入れ、亜硫酸も入れない本物のナチュラルワインを造る彼らは、ブランドブロスなど、その後に出現した本物ナチュラルワインメーカー達に多くのインスピレーションを与えています。
(以上、輸入元情報より引用)[3]