ニコラ・アルノ / プルミエ・ネ・ルージュ 2020

C1387

4,600円(税込5,060円)

[造手] Nicolas Arnou / ニコラ・アルノ
[銘柄] Premier Ne Rouge/ プルミエ・ネ・ルージュ
[国] France / フランス
[地域] Loire / ロワール
[品種] Grolleau Noir / グロロー・ノワール
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ / 酸化防止剤無添加
[容量] 750ml

<銘柄名について>
「最初に生まれた」を意味するこのキュヴェ名は私達にとっていくつかの意味があります。長男のニノ、自分で初めて造ったヴィンテージ、そしてワインを味わうときの香りの最初の印象を表現する語「PREMIER NEZ -プルミエ・ネ(ネは鼻の意味)」の言葉遊びでもあります。

<輸入元テイスティングコメント>2020VT
外観は黒みがかった紫色。透明度なし。ほんのり揮発酸がありますが、真面目に手造りした光景が目に浮かぶような素朴さとゆっくり完熟した果実の高貴さのバランスが楽しいワイン。2020は2019同様に暑い年でしたが、2019より少し短い醸し期間で抽出を優しく仕上げています。複雑でフルーティー。良い余韻が口内に広がり、身体にじんわり染み込みます。熟成したら大化けするかも?少し冷やし目で提供。抜栓後6時間以内に完飲をお願いします。秋の初めに月見の夜に。

<輸入元テイスティングコメント>2019VT
真面目に手造りした光景が目に浮かぶような素朴さとゆっくり熟した果実の高貴さのバランスが楽しいワイン。複雑でフルーティー。良い余韻が口内に広がり、身体にじんわり染み込みます。

<栽培>
Anjou, Coteaux du Layon
標高85m、南東向き、表土はシルト土壌で、母岩はシスト土壌。総栽培面積:8ha、有機栽培、樹齢:51年、Guyot仕立て、10hl/ha。

※シルト
土壌または堆積物で粒子の大きさが砂よりも細かく,粘土よりもあらいもの。粘土と同じ性質を持つ。
引用元→ A, B

※シスト=スレート=粘板岩
粘板岩は水成岩(堆積岩)の一種で、「スレート」とも呼ばれます。
泥岩や頁岩(けつがん)が低変成を受けて硬く、緻密になったもので層状に堆積した岩石で、変成岩である。剥離性がある岩で、硬い。
引用元→C

<醸造>
9月12日に手摘みで収穫開始。全房を一ヶ月間醸し(発酵中のシュナンを少量使用し、CO2ガス不使用。醸し中は、3日に1度程度、バケツで上部果帽を濡らす程度で、ピジャージュやルモンタージュはなし)、水平式プレスでゆっくりと優しく搾汁。ファイバーグラスタンクにて澱と共に9ヶ月熟成。2021年10月27日に瓶詰め。ABV:12.5%、自然発生TotalSO2:検出値以下、無清澄/無濾過、亜硫酸無添加、飲み頃:今−10年。

<ストーリー>
酪農家に育ち、電子工学を学び、航空エンジニアとしてエアバス社に15年務めた後、長年心に温めていた「ヴィニュロン」の道へ。ジュラのエマニュエル・ウイヨン&ピエール・オヴェルノワ等での修行を経て、2017年から醸造開始。2018年、レイヨンにある19世紀の古いセラー(この地方で最も古いグラヴィティフローがある醸造)と隣接するぶどう園を購入して自身のワイナリーを設立。月やぶどう畑にいる黒い羊たちがテーマになったキュヴェなど、素朴でどこか懐かしいのに圧倒的な美味しさがある[魂と身体に響いて沁み入る]ワインを造っている。
(以上、輸入元情報に基づきエッセンティアにて編集)[]
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