ナルス・マルグライド / シュタイン・ソーヴィニヨン 2022

A1295

3,600円(税込3,960円)

[造手] Nals Margreid / ナルス・マルグライド
[銘柄] Stein Sauvignon / シュタイン・ソーヴィニヨン
[国] Italy / イタリア
[地域] Trentino Alto Adige / トレンティーノ・アルト・アディジェ州
[品種] Sauvignon Blanc / ソーヴィニヨン・ブラン
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<輸入元テイスティングコメント>
生き生きとしてフレッシュ、グレープフルーツやフレッシュハーブを思わせるアロマが広がります。口に含むときりりとした酸と力強さ、持続性が感じられます。

<栽培>
「シュタイン」は石の意味。ナレッスの中心部マンテレ地区の畑で、土壌は30%が斑岩、70%がチョークを含む砂利質。標高は300−350m。涼しい山の中の畑で、昼夜の寒暖さが大きいことで、良く熟してパワフルで香り高く、かつキレイな酸が残ります。

化学的なものは一切使用せず、ほとんどの農家はビオロジック栽培。ビオディナミに転換しようと思えば可能。しかし、申請のため複雑で多大な労力がかかること、温暖化による天候不順への緊急な対応の余地を残しておきたいということ、ワインの品質が重要で「認証」によるマーケティングの方針は持たないこと、などの理由から認証の取得はしていない。

<醸造>
天然酵母。品種の個性を表現するため、ステンレスタンク発酵・熟成。香味を活かすため圧搾時に窒素を充填する。ステンレスタンクで澱と共に5ヶ月寝かせます。

<ストーリー>
ナルス マルグライドはイタリア最北のワイン生産地、南チロルのアルト アディジェの生産者組合です。名前は二つのナルス村とマルグライド村から出来ています。

1932年:カンティーナ・ナルスが34軒のメンバーで設立。
1954年:カンティーナ・マルグライド・エンティクラールを設立。
1985年:2つのカンティーナが併合し、ナルス・マルグライドが設立。

約150haの畑(約140軒の契約農家で構成)
契約農家は、一軒当たりの0.5ha〜5haと所有する畑が小さい。

「南北100kmの間の14の栽培エリアに、異なる土壌、日照、気候条件」 
アルト・アディジェ北部、ボルツァーノとメラーノの間に位置する小さな村ナルスから南部のマルグライドまで約150haの畑があり、140の栽培農家がそのエリアの土壌、気候条件に最も適した葡萄品種を栽培しています。北から南まで100kmの間に14の栽培エリアがあり、それぞれのエリアに異なる土壌、日照、気候条件があります。ナルス・マルグライドの強みは、それぞれのワインに対してベストのエリアの葡萄を選び、ワインを造れることです。エリア別、区画別に分けて醸造するための、150もの発酵用ステンレスタンクがあります。これがトップクラスの品質を誇る理由です。

「栽培農家に対して、年間を通じて毎週開催する勉強会で指導」
各栽培農家は年間を通じ、毎週開催される勉強会で指導を受けます。指示は詳細で、例えば冬の剪定の際には、はさみを入れる角度にまで決まりがあります。また、畑の専門家が実際に訪問し、作業が正しく行われているかチェックします。農家は毎日作業記録の作成の義務を負います。作業に間違いがあった場合、農家はペナルティを負います。

「アルト・アディジェの個性、クリュごとの個性、土壌の特徴やテロワールに合わせた品種ごとの個性があるものを造っていきたい」とゴッドフリードは話していました。

「ナルスとマグレという離れた2つの生産者協同組合が合併したことにより、現在ハイリンゲンベルグ通りにあるこの生産者協同組合はボルツァーノ県の重要なブドウ産地全てにブドウ畑を持つことができた。それぞれの品種は最も適した地区に植えられ、一流のブドウはハラルド・シュラフルにより醸造され、真価を発揮する。」 「ガンベロ・ロッソ・イタリアワインガイド2018」より

<グラヴィティー・フロー(重力を利用)による最新式のセラー>
現在あるセラーは2011年に完成しました。最新の技術を導入したモダンなセラーです。重力を利用したグラヴィティ・フローによるワイン醸造が出来るよう、斜面に建てられています。これによって、葡萄や果汁をポンプで吸い上げて、タンクへ送るというようなワインに負担を与える作業をしなくてよくなります。エリアごと、区画ごとに分けて醸造するため、150もの発酵用ステンレスタンクがあります。発酵が終わってから、「クラシック」と「クリュ」に使うキュヴェを選別します。
(以上、輸入元情報に基づいてエッセンティアにて編集)[]
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