モナステーロ・ディ・ヴィトルキアーノ / コエノビウム 2022

A1181

3,200円(税込3,520円)

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[造手] Monastero di Vitorchiano / モナステーロ・ディ・ヴィトルキアーノ
[銘柄] Coenobium / コエノビウム
[国] Italy / イタリア
[地域] Lazio / ラツィオ州
[品種] Trebbiano、 Malvasia、 Verdicchio / トレッビアーノ、マルヴァジーア、ヴェルディッキオ
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<栽培>
ブドウ畑(2.5ヘクタール)、菜園、果樹園、オリーヴ畑の広さの合計は33ヘクタールで、ボルドー液以外の農薬を一切使わない有機農法を実践しており、ワインは二酸化硫黄以外の化学的薬剤や添加剤を使用せずに造られている。畑にはペペリーノと地元で呼ばれるマグマ質の岩がゴロゴロしており、このワインに独特のミネラル感を与えている。

<醸造>
ワイナリーでは、ブドウ圧搾時に極少量の二酸化硫黄を使うのみで、ボトリングの際には一切使用しない。温度管理も行わずステンレスタンクで野生酵母による醗酵と熟成を行い、ノンフィルターでボトリング。

<ストーリー>
ラツィオ州都のローマから北西に80km、中世にローマ教皇選挙コンクラーベが1200年代後半に初めて行われた街ヴィテルボの近く、人口5200人の街ヴィトルキアーノにワイナリーはある。モナステーロ ディ ヴィトルキアーノ(モナステーロは修道院という意味)は一般的なワイナリーとは異なり、カトリック教会の修道会の一会派であり、沈黙、祈祷、精進、労役の厳粛な戒律の下に労働と作業を行い、ワイン以外にオリーブオイルやチョコレート、ジャムなどを生産している。

トラピスト修道会の名前でも知られる、厳修シトー修道会は1098年にフランスで生まれ、6世紀から受け継がれてきた聖ベネディクトの戒律を重んじ、様々な国や地域への伝道と発展を目指し修道運動を行っている。1875年にトリノ近郊で生まれた修道会は、1898年からローマの南にあるグロッタフェッラータに移り発展した後、1957年にヴィトルキアーノへ移り住んできた。周辺は石だらけで畑を作ることができなかったため、修道女たちが自らの手で石を取り除き、開墾した。誠実な活動が認められ、1960年代前半に開催された第2回バチカン公会議に招待されたことをきっかけに、イタリアをはじめとして、アルゼンチン、ニカラグア、チリ、ベネズエラ、インドネシア、フィリピン、チェコ、コンゴ、ポルトガルの新しい修道院に修道女を派遣することになった。修道女たちはそのまま各国に残って啓蒙活動に努めており、同時にヴィトルキアーノの修道生活に魅せられた若者を受け入れてきた。現在ヴィトルキアーノ修道院は、人数の増減がありながらも、イタリアの様々な地域や国から来た、年齢層の異なる78人の修道女で構成されており、シンプルで本質的な生活を続けている。モンテファルコのジャンピエロ ベアの勧めで、それまで量り売りしかしてなかったワインを一部ボトリングして販売することにした。

本商品はトレッビアーノ、マルヴァジーア、ヴェルディッキオから造られる白ワイン。”コエノビウム”は、ラテン語で「修道院」を意味している。量り売り用のワインに対して、ボトル売り用にはより樹齢の古い樹のブドウを使用している。
(以下、輸入元情報より引用)[]

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