[造手] Domaine de Clovallon / ドメーヌ・ド・クロヴァロン
[銘柄] Les Pomaredes / レ・ポマレード
[国] France / フランス
[地域] Languedoc / ラングドック
[品種] Pinot Noir / ピノ・ノワール
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ/ SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml

<銘柄名について>
レ・ポマレードとは、19世紀のラングドックに存在したロビン・フッドのようなアウトロー(法の保護外の者)的人物で、貴族の富を奪って貧しい人々を助ける義賊となって活躍した。このロビン・フッドの隠れ家が、この区画の中にあり、また、ピノを植樹した当時、ピノ・ノワールはヴァン・ド・ペイの指定品種に認定されていなかった、つまりアウトローであったため、キュヴェと区画の名前が「レ・ポマレード」と命名されました。

<栽培>
畑は全体で11ha。AOCフォジェールの北隣の村Bedarieux ベタリューの標高250-400mの高地にあり、ラングドックでも冷涼なミクロクリマで、北向きの緩やかな斜面に位置。設立当初よりビオロジックを実践、その後完全なビオディナミへと移行。全ての畑でDemeter認証。

<醸造>
9/19-20の早朝に手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で各1回ずつ選果。除梗せずに100%全房で発酵。ブドウに付着している野生酵母のみで、円錐形の木製の発酵槽で発酵させる。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤などの醸造添加物は一切付け加えずに醸造。マセレーションはアンフュージョンでソフトに行う。圧搾後、引き続き木製の円錐形のタンクでマロラクティック発酵と熟成。熟成中はバトナージュも澱引きを行わず、無清澄、無濾過で瓶詰め。2023年11月実施の分析ではSO2は検出されず。総生産量4,500本。ALC度数12.5%。

<ストーリー>
ドメーヌ・クロヴァロンは、カトリーヌ・ロックによって南仏に創設された小さなドメーヌです。建築家をしていたカトリーヌは、1985年にラングドックのAOCフォジェールの北隣の村Bedarieux ベタリューに畑付きの自宅を購入。独学でブドウ栽培とワイン造りに乗り出しました。ドメーヌの畑は標高250-400mの高地にあり、ラングドックでも冷涼なミクロクリマで、畑は北向きの緩やかな斜面に位置していました。このため、ドメーヌの畑には南仏の品種よりも、冷涼は気候の品種が向くと直感したカトリーヌは、ピノ・ノワール、シャルドネ、ヴィオニエ、リースリングなどを植樹していきました。特に、ピノ・ノワールは1989年にカトリーヌ・ロックがラングドックで初めてピノ・ノワールを植樹して栽培を始めました。クロヴァロンでは設立当初よりビオロジックを実践し、その後、完全なビオディナミへと移行。現在は全ての畑でデメテールの認証を受けています。
(以上、輸入元情報より引用)[]
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