[造手] Constantina Sotelo / コンスタンティーナ・ソテロ
[銘柄] Rosalia / ロザリア
[国] Spain / スペイン
[地域] Rias Baixas / リアス・バイシャス地方
[品種] Albarino / アルバリーニョ
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml

<輸入元テイスティングコメント>
グレープフルーツのようなしっかりとした酸がインパクト。口に含むとしっかりとした酸はあるもののMLFをしているので余韻にはまろやかさがほのかに感じられ、エチケットに書いてある通り、貝類と合わせて飲みたくなる。

<畑・栽培>
樹齢30年。土壌は花崗岩の分解物で南向きの斜面、いくつか異なる区画のミックス。冬の剪定の後、深さ10cm程度を掘り起こし剪定した枝を埋め込む際、カビ等のリスクを防ぐためネトル(イラクサ)のインフュージョンや微生物を含む液体を散布。

<醸造>
手摘みで収穫後、低圧空気圧でゆっくりダイレクトプレス。ステンレスタンクで発酵、熟成。自然マロラクティック発酵。SO2添加なし。

<ストーリー>
酸化防止剤無添加で最高にピュアなアルバリーニョ
DO.Rias Baixsにとらわれず、我が道のワイン造りを追及!マロラクティック発酵で、ミネラル感と同時に柔らかさも感じる他にないアルバリーニョ。

コンスタンティーナ・ソテロはリアス・バイシャスの土地でとても稀な生産者です。我々の知る限り、彼らほどこの難しい土地でオーガニック栽培で自然なワイン作りを行い、テロワールの透明性を表している生産者はいません。彼らはリアス・バイシャスのカンバドスのコステロ村の海岸線からすぐのいわゆるリアス(入江)にセラーがあります。実はこの土地でオーガニック栽培の先駆者と言われるアルベルト・ナンクラレスの真隣に位置します。

彼ら自身でボトリングを始めたのは1999年ですが、この土地で何代にも渡り農家を営んできました。全ての畑は彼らのセラー件住まいから数百mにある典型的な花崗岩質土壌にあります。彼らの住まいは18世紀に建てられワイン作りはそこの小さなガレージで行われます。4haの畑を持ちますが、実に40もの小さなパーセルに分かれており、全ては注意深く手作業で手入れをされ伝統的なペルゴラ仕立てで栽培されています。とても健康的でハーブや野生の人参などの野菜もしげるような素晴らしいカバークロップで覆われ不必要な虫たちはガチョウ達が食べ尽くしヴィンヤードマネージャーをして仕切っています。ガチョウ達はペリゴラ仕立ての高い葡萄の木の葡萄を食べることはできません。雨量と海からの湿気の多いこの土地でオーガニック栽培はとても難しく収量は年によりかなりばらつきがあります。認証はありません。

一般的にこの土地のアルバリーニョは教科書にあるリアスバイシャスワインの特徴を示すためにマロラクティック発酵を止め、酸を協調する作りを行います。彼らは一切のSO2を含むすべての添加は行いませんのでマロラクティック発酵はアルコール発行の直後に自然に起こります。畑はもちろん、アルバリーニョ主体で、赤ワインのカイーニョやエスパデイロも少し栽培されています。コンスタンティーナとその夫、彼女の二人の子供たちが、祖先が行ったように月の満ち欠け、星の動き等自然なリズムに沿って家族全員でワイン作りを行なっています。計算されたものなどはなく、ただ単に祖先がやってきたこと、と彼らは言います。一方で、セラーでは彼らのマジックを見るようです。彼らのアルバリーニョは大手の作り出すそれとは全く違います。20数種のキュヴェをワインには一切に何も加えられず、ただ醸造槽がその違いを生み出し、ステンレス、オーク樽、栗樽、アンフォラやデュミジャンなど多彩に及びます。

いくつかのキュヴェはオレンジワインとして長い時間醸され、単一品種とは思えないほどの複雑味と奥深さ、そしてそれぞれがキャラクターをもちエネルギーに満ちています同じ品種、同じ年、醸造の違いと樹齢、ワインの個性を楽しんでいただける新しいアルバリーニョの姿です。
(以上、輸入元情報より引用)[]
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