[造手] Ca’orologio / カ・オロロジオ
[銘柄] Salarola / サラローラ
[国] Italy / イタリア
[地域] Veneto / ヴェネト州
[品種] Moscato 85%, Pinot Bianco 10%, Riesling 5% / モスカート, ピノ・ビアンコ, リースリング
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<輸入元テイスティングコメント>
とても薫り高く、甘味・酸味・苦味、そしてイーストの風味がバランス良く共存するワインです。桃やメロン、花梨や砂糖漬けの林檎の香り、少し糀のニュアンスも感じます。とろりと粘性のある舌ざわり、華やかな甘さがありながら決して主張が強すぎない味わい。口に入れて後半になって苦味とタンニンが程よく出てきて、ミックスハーブティーのような余韻が残ります。通常の白ワインとは少し違ったクセが、病み付きになると思いますよ!
<畑・栽培>
ビオディナミを導入しているが認証は取っていない。
<醸造>
除梗後、マセレーションを行う。その後プレスし、ステンレスタンクに移し発酵、7ヶ月熟成熟成。発酵は自然酵母で行い、MLFも自然に任せる。ALC度数13.5%。
<ストーリー>
天才醸造家との出会い
風景画のような美しい景色が広がるヴェネトのエウガネイ丘陵。この地に魅了され、1995年にカ・オロロジオの所有者となったマリア・ジョイア・ロゼリーニは、栽培したブドウを売ってしまうのではなく、自らワインを手掛けたいという想いを募らせていた。そんな折、彼女は天才醸造家ロベルト・チプレッソと運命の出会いを果たす。彼は、ブルネッロの名門カーセ・バッセ社で修行を積み、チャッチ・ピッコロミーニをはじめ、イタリア全土の数々のワイナリーで多くの有名ワインを手掛け、1997年にはイタリア最優秀エノロゴの称号にも輝いた、ヴェネト出身の醸造コンサルタントである。山あり谷ありの協同作業だったが、ビオディナミによるワイン造りにこだわり、全ての情熱が注がれたワインのピュアな果実とナチュラルな旨味は瞬く間に人々の心を揺さぶり、カ・オロロジオは一躍注目を集めるワイナリーとなった。
地上の楽園エウガネイの丘
ガンベロ・ロッソ誌の2008年版で『La Cantina Emergente(新進気鋭のワイナリー)』に選ばれ、当時最も目が離せないワイナリーであることが証明された。この地を心から愛するマリア・ジョイアの「地上の楽園エウガネイの丘をワインに映し出す」という目標に向かう真摯な姿勢と作品は、スローフード協会が発行するスロー・ワイン誌でも高く評価されており、アブルッツォのヴァレンティーニやピエモンテのエリオ・アルターレと同じく、「その土地らしさを最も表現したワイナリー」の中にその名を連ねている。
(以上、輸入元情報より引用)[]