[造手] Milan Nestarec / ミラン・ネスタレッツ
[銘柄] WTB / ダブル・ティー・ビー
[国] Czech / チェコ
[地域] South Moravian / 南モラヴィア州
[品種] Gruner Veltliner / グリューナー・フェルトリナー
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<生産者コメント>
LOESS IS MORE レス⼟壌は偉⼤。
このワインは私たちのプレシャスなレス⼟壌を最もよく反映しています。Ulehleは私たちにとって新しい畑であると同時に、私たちが所有する最も古い畑のひとつです。2019年からここで耕作していることを誇りに感じています。1970年代に植樹された1ha未満の⼩さな畑ですが、時の試練をくぐり抜けてきた貴重な場所です。レス⼟壌に少量の⽯灰岩が混じり、それがワインにウィットとティピシテをもたらしています。それは私たちの最上級ラインであるホワイトラベル・シリーズにおいて、まさに私が求めているものです。このワインは、ビロヴィツェのレス⼟壌が育んだグリューナー・フェルトリナーの魂を⾒事に捉えています。畑と地元への感謝。誠実さとルーツ。謙虚さ。キュヴェ名は、以前グリューナーで造っていた別のワインである『WTF』をもじったものです。ワインの個性の鍵は、セラーで起こること(Flor)ではなく、畑(Bílovice)で起こること、ということを⽰しています。

<2019ヴィンテージについて>
「2019年は恵まれた年でした。多かれ少なかれ安定した気候、「普通」の降⽔量と気温。雹被害もなく、⼗分な⽇照があり、成熟期に必要な⾬がふりました。1株あたりの収量は通常の20−30%減となりましたが、これはおそらく前年の収量が⾼かった事と開花時期に⾬が降った事による影響です。バランスの取れた気候により、⼟壌を全く⼿⼊れする必要がなくなり、各区画のニーズにあわせて注意深く葉の管理をすることでphのバランスを良好に保つことができました。枝先を摘⼼しないことで、⽣化学的プロセスが妨げられずにブドウの樹が⾃然に成⻑するため、ブドウはバランスを保ちながら熟しました。また、昼夜の寒暖差が素晴らしい酸の構成をもたらし、ブドウはゆっくりと熟しました。これにより、収穫期間中に時間的な余裕ができ、できるだけ正確に集中して、⼿選果や、かなり時間をかけた搾汁などを⾏いました。全体として2019年は素晴らしく、バランスが取れた、慈愛に満ちたヴィンテージであり、暑くて過収量だった2018年の後に⼤きく安堵したヴィンテージでした。」

<畑・土壌>
畑名:Ulehle。標高210m。栽培面積0.95ha。レス・⽯灰⽯質⼟壌。南東向き。樹齢平均49年(1974年植樹)。グイヨ仕立て。収量40hl/ha。ワイン畑は合計25haで、オーガニック農法で管理され、合成の殺菌剤や除草剤などは完全に排除。

<醸造>
10⽉25⽇に⼿摘みで収穫、選果。全房で軽く⾜踏みをし、12時間のスキンコンタクト後、空気式プレスで18時間かけて優しく搾汁。2か⽉⾃然発酵。ストッキンガー社の3000ℓのオーク新樽にて澱とともに熟成。ラッキングし、2022年10⽉に瓶詰め、瓶詰め時に亜硫酸5mmp添加、SO2トータルは23mg/l。無清澄、無濾過。ALC度数12%。

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(以上、輸入元情報より引用)[]
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