ラ・ビアンカーラ / ピーコ・クリュ・モンテ・ディ・メッツォ 2021

B827

4,800円(税込5,280円)

[造手] La Biancara / ラ・ビアンカーラ
[銘柄] Pico Cru Monte di Mezzo / ピーコ・クリュ・モンテ・ディ・メッツォ
[国] Italy / イタリア
[地域] Veneto / ヴェネト州
[品種] Garganega / ガルガネガ
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<銘柄名について>
Picoはこの辺りの言葉で、“斜線の上部の点”を指し、そこから“最高のもの”という意味も持つようになった言葉から来ていて、文字通り彼の白ワインの最上級クラスの名前に使用。

<畑・栽培>
標高120m、南東向き、1.7ha。樹齢14年。豊富な粘土とミネラル分に富む非常にポテンシャルの高い畑だが、手入れを始めてからまだ均衡がとれておらず、本来の力を発揮しだすのはまだ数年後と思われる。
完全無施肥から、ビオディナミに切り替え、EM菌も試し、ブドウ樹に対する栄養供給の目的ではなく、地力回復、微生物叢のバランスを整えるために自家製の純植物性の完熟堆肥を、地力が弱いと判断した区画にのみ施肥。当初から除草剤などの農薬は使わずに、ボルドー液のみを使用していたが、ビオディナミ調剤を試したり、EM、様々なハーブなどから作る煎じ薬を撒いたりと、ボルドー液さえも排除した農業を目指している。

<醸造>
どのワインも醗酵の初期段階は開放醗酵槽を使用し、皮や種ごと行う。醸し(マセレーション)について、培養酵母も酵素も使わないで醗酵を円滑に進めるために野生酵母を有効に活用する必要があり、皮の周りについている酵母を液体に十分に移してあげるために必要な手法と考えているようで、期間も特に決まりがあるわけでなく、外気温によって変わる。圧搾するタイミングは、皮が炭酸ガスに押し上げられて、浮き上がってきたのを確認した時。Picoのブドウは10月の中旬から11月初めに収穫されるため、その時期の外気温の低さから野生酵母の活動が鈍いため長く醸した状態にする。

<ストーリー>
ラ・ビアンカーラのアンジョリーノ・マウレは、ワイン生産の盛んなヴェネト州のガンベッラーラ(ソアーヴェの隣の生産地域)生まれ育ちました。マウレ家はガンベッラーラという土地にありながら、ブドウ&ワイン生産に携わらない家庭だったのですが、アンジョリーノは若い頃から自らワインを造ることに憧れを抱いていました。そして若い頃働いていた工場で、奥さんのローザマリーアと知り合い結婚、ワイナリー創設の夢を果たすべく、2人でピッツェリアを始めます。お店は大繁盛し、80年代前半から畑を買い、家を建て始め、1988年、ラ・ビアンカーラとして初めてボトリング。サッサイアで二酸化硫黄の添加版、無添加版と2種類のワインを造るなど、日本のワイン業界にも強いインパクトを与えました。現在は海抜90〜260mに所有する18haの土地(うち5haは借りている)でブドウを栽培しています。
(以上、輸入元情報より引用)[]
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