[造手] Artesano Vintners / アルテサーノ・ヴィントナーズ
[銘柄] Xerinola / シェリノラ
[国] Spain / スペイン
[地域] Catalunya/ カタルーニャ州
[品種] Parellada 33%, Xarello 33%, Macabeu 33% / パレリャーダ, チャレッロ, マカベウ
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml
<畑・栽培>
アルト・カンプ。粘土質、砂質土壌。オーガニック栽培。地中海性気候で、夏は非常に暑いが、日照時間が多く、海に近いため、ほとんどの都市で高い塩味と高い酸が得られ、クリーンで酸のあるフレッシュさをもたらしてくれる。
<醸造>
チャレッロは5日間ほどスキンコンタクト。チャレッロとマカベウはフレンチオークバリック(古樽)にて発酵後、数ヶ月ほど熟成。無濾過。亜硫酸無添加。
<ストーリー>
マイク・シェフィールド(Mike Shepherd)。クライストチャーチ(ニュージーランド)生まれ。2008年よりスペイン、カタルーニャ在住。マイクは、2009年、ケンブリッジ・ロード・ヴィンヤード(Cambridge Road Winery)のランス・レッジウェル(Lance Redgewell)とともに、マーティンボロー(ニュージーランド)にて、ファーストヴィンテージを醸造。そこで、現在キンデリ・ワインズ(Kindeli Wines)を営むニュージーランド人のアレックス・クレイグヘッド(Alex Craighead)と出会い、無二の友となる。その後、スペインのトロ、ビエルソ、カラタユ、プリオラート、モンサン、フランスのルーションにてワイン醸造の経験を積む。
アレックスとマイクは、2016年、アルテサノ・ヴィントナーズ・エスパーニャ(Artesano vintners España)をスタートし、ペット・ナットBenjamina 600本、赤ワインParellatxa 500本の計1,100本ほど醸造。日本およびバルセロナにあるBar Brutalで完売となった。現在、Bar Brutalのハウスワインはマイクが作っています。
最初にワインをつくり始めた場所は、タラゴナ県レウスのLa Boella、ぶどうはタラゴナ県のアルト・カンプでオーガニック栽培されたぶどうを使用。その後、2019年に、同じくタラゴナ県にある、Viver de Celleristes de Conca de Barberàに拠点を移すまで、La Boellaにて醸造。Viver de Celleristes de Conca de Barberàは、新しいワインメーカーがプロジェクトをスタートできるように設計された、共有の醸造施設。
ナチュラルワイン
私たちのつくるワインはすべて『最小限の介入』でつくられています。ぶどうは有機認定を受けたオーガニック栽培のぶどうで、手摘みにて収穫、その後、圧搾され、野生酵母による発酵を行っています。どの工程にも、添加物は一切使用しておりません。亜硫酸は添加せず、無濾過にてボトリングするため、完全にぶどうのみでつくられたワインです。
なぜナチュラルワインか?
私たちがコンベンショナルワインよりも、“ナチュラル”ワインづくりを行うのは以下の理由からです:
1)コンベンショナルワインに使用される添加物等の量は、本当の自然なぶどうや発酵プロセスを反映していないため
2)私たちの考えでは、ナチュラルワインの方が美味しいと思うため
3)環境のため
4)精神的、哲学的な理由になりますが、私たちは、ナチュラルワインはぶどうそのものや土壌、そして、自然の波動をもたらす『パチャママ(母なる大地)』を反映していると信じているため
なぜカタルーニャか?
私たちは、様々な理由からカタルーニャでワインづくりをすることにしました。それは主に以下の理由からです:
●第一に人です。私(マイク)は、ここカタルーニャの地元の自然派ワインの生産者コミュニティに大変助けられ、また良いエネルギーをもらい、素晴らしい友人もたくさんでき、彼らから多くのことを学びました。彼らは非常にオープンで、良いぶどうやワークスペースを探しやすい環境が整っています
●そして、ぶどう、土壌、気候です。はじめ、スペインのぶどう品種についてはよく知らなかったのですが、すぐに、スペイン原産の品種、チャレッロ、パレリャーダ、トレパットに恋をしました。素晴らしい酸をもたらす、テラ・アルタに、コンカ・デ・バルベラのなだらかに起伏する砂質土壌の丘。そして、地中海性気候は、夏は非常に暑いですが、日照時間が多く、海に近いため、ほとんどの都市で高い塩味と高い酸が得られ、私たちのワインづくりで追求するクリーンで酸のあるフレッシュさをもたらしてくれるのです。
私たちはぶどうやテロワールを反映するワインを目指し、それをボトルに込めるよう、最新の注意を払ってワインづくりを行っています。そして、自然の産物をプロセスに価値を感じ、何も添加せずに自然の働きに任せることに可能性を感じる人々のために、ワインを生産しています。
(以上、輸入元情報より引用)[]