[造手] Pittnauer / ピットナウアー
[銘柄] Rose Dogma / ロゼ・ドグマ
[国] Austria / オーストリア
[地域] Burgenland / ブルゲンラント州
[品種] Blaufrankisch / ブラウフレンキッシュ
[タイプ] ロゼ / 辛口 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml
<このワインについて>
〜『何も足さない、何も引かない』、唯一無二のロゼ〜
ドグマ(独創、独善の意。スタジオ撮影やSFXを禁止したデンマーク映画界の“Dogma”ムーヴメントからのインスパイア)は、ビオディナミで耕作されたブドウを用い、醸造及び熟成の過程で一切何も加えず取り去ることもしないワイン。また、良い意味でどこにもない独創的な意味を込めて“dogma”を名前に使用。
<輸入元テイスティングコメント>
濁りがあるスイカのような明るい色。ラズベリー、プラム、ザクロ、ハーブ、スパイスのアロマ。滑らかで柔らかかつ、しっかりとした果実味のボディと少しのチャーミングさ。心地良い酸と様々なベリー、余韻にほのかな乳酸のニュアンス。
<畑・栽培>
畑名:ウンガーベアク。ローム土壌。ビオディナミ農法。使っているのは、硫黄と銅、スプレーするのは、500番牛糞のプレパレーションと501番水晶のプレパレーションのみ。
<醸造>
9月上旬に手摘み、クレイ・アンフォラを使用し、スキンコンタクト6時間、約3週間自然発酵後、クレイ・アンフォラ8か月熟成。全ての工程にて、無清澄、無濾過、無添加。ALC度数13%。
<ストーリー>
ワインの中に、シンプルさと正直な感情がある、ゲアハルト・ピットナウアーのスピリット。ピットナウアーは、自分が愛飲していたフランスかどこかのワインの中に、一貫性や共通のテーマがあることに気づくまでは、栽培理論なしでワイン造りを行っていました。年月は経ち、ビオディナミのことを知ったピットナウアーは、妻のブリジットとともに、2006年よりビオディナミに転換。15ha(半分は自分のもとで半分は借りた土地)を生きたワインを造るために、独自のオーガニック精神で手入れし始めました。堆肥を与えるところから収穫までのすべての作業はマニュアル通りに行われ、カレンダーはなく、彼をあせらせるものは何もない。葡萄の完璧な成熟がもたらす味わいを大切にし、きれいな葡萄を選んで、ヴィンテージのコンディションに応えたワイン造りをセラーで行っています。彼の造るワインは、ピュアでフレッシュな果実味が特徴。ピットナウアーは、それぞれのブドウ品種がもつ、わくわくするような、ユニークな声やテロワールがはっきりと聴こえてきそうなワインを造っています。
ピットナウアーのワインは全てビオディナミ農法にて造られています。使っているのは、硫黄と銅、スプレーするのは、500番牛糞のプレパレーションと501番水晶のプレパレーションだけ。水晶はシリカを含み、ブドウ自体や葉など地上に出ているところに作用し、太陽のエネルギーとの結びつきを強めます。これらを4輪バイクとトラクターでスプレーするのですが、これは重量が少ないため土壌に対する影響が少ないためです。醸造過程では、発酵はベーシックなクラスまで天然酵母を使用し、酸化防止剤は必要分のみ、もしくは無添加。全てのワインに認証を取っているわけではありませんが、Respekt(リスペクト)という認証を取得。リスペクトは、みんなが一丸となってより多くのことを達成できる場所。お互いに学び合うため、お互いに教育し合うため、そしてサポートしあうための団体。リスペクトは、ルドルフ・シュタイナーの考え方を基にしながら、それと同時に理論や実践では独立的で効果的に活動しています。加えてオープンでフレンドリー、そして専門的なことがやりとりできるような志を同じくする人を探しています。同じような認証団体にデメターがありますが、デメターは全ての農産物を認証する一方で、リスペクトはワインのみの認証団体ということになります。
(以上、輸入元情報より引用)[]