レイザー・バイヤー / カルヌントゥム・ツヴァイゲルト 1000ml 2019

C1002

2,300円(税込2,530円)

[造手] Raser Bayer / レイザー・バイヤー
[銘柄] Carnuntum Zweigelt / カルヌントゥム・ツヴァイゲルト
[国] Austria / オーストリア
[地域] Niederosterreich / ニーダーエスタライヒ州
[品種] Zweigelt / ツヴァイゲルト
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 1000ml

<輸入元テイスティングコメント>
ピンクを帯びたルビー色、ストロベリーやフランボワーズの甘い香り、柔らかい酸を伴うアタックにじわりと拡がるエキス、タンニンは程良く、安心感のある落ち着きを見せてくれます。

<畑・栽培>
標高175m、南向き、粘土・黄土土壌、1ha。平均樹齢は20年。収量40hl/ha。ビオロジック栽培。

<醸造>
9月に手摘みで収穫後、空気圧搾し、30hlのステンレスタンクで28日間29℃で発酵、40hlのステンレスタンクで7日間21℃でマロラクティック発酵。その後、40hlのステンレスタンクで11ヶ月間18℃で熟成。清澄、濾過あり。瓶詰め:2020年9月。SO2は瓶詰め時少量、トータル:87mg/L。
ALC度数12.5%。

<ストーリー>
“親密な自然との繋がり&家族の結束力”、これこそがヴァイングート・レイザーバイヤーがオーガニックワイナリーとして何世代もの間、大事にしてきた哲学です。現在、ワイナリーはダニエラとミヒャエルの若い兄弟を中心に営まれ、息づく伝統と遺産を明確に表現しつつ新しいアイデアで心地よい風を地元に生み出しています。

カルヌントゥムの平穏な街ホッフレインにワイナリーはあります。どこまでも広がるようなとても美しく伝統的な中庭を有しており、代々伝わるアーティスティックな感覚のおかげか、数年前に建て直された新しいセラーも敷地内で見事な調和を誇っています。現在、実務を指揮しているのはダニエラとミヒャエルの兄弟二人ですが、実際は彼らを含む3世代でワイナリー&ホイリゲを切り盛りしており、それぞれが家族内のチームスピリットの中で重要な役割を果たしています。しかし、兄弟の母であるアンヌマリー・レイザーはいまだ家族内で真のボスとして存在感を放っています。22歳の時に実父が急死し、その若さで歴史ある遺産をすべて引き継ぎ、その勇敢な行動力と責任力で現代までワイナリーを引っ張ってきたのが彼女です。ワイン造りの情熱は彼女に引き継がれ、それはパートナーである夫ハーンズ(別の仕事をしていた彼もまた農業と林業、そしてサスティナブル農業に従事する決意をするのですが)にも受け継がれていきます。長男ミヒャエルは幼き頃より家業を継ぐ明確な決意がありました。学校で総合的な醸造学を学び、その後は国内とニュージーランドの別のワイナリーで働き、2011年に実家に戻りワイナリー全体を指揮し始めます。長女ダニエラは、学校卒業後、グラフィックやオンラインマーケットの仕事に従事してきましたが、2013年に実家に戻ってきて、母と共にワイナリーのマーケティングやホイリゲの営業を担当します。ホイリゲでは、祖母にあたるマリア・バイヤーも未だ重要な役割を演じており、彼女が作るデザートはお客さんに絶大な人気を誇ります。

“自然への愛と共感”、ヴァイングート・レイザーバイヤーの家族全員の営みはすべてこの言葉のもとに忠実です。10haの畑には11種類の品種が植えられており、ローカル品種であるグリューナー・ヴェルトリーナーとツヴァイゲルトが最も多く植えられております。各ブドウ品種は、フレッシュで軽い味わいのものから、長熟向けのものまで様々なスタイルで仕込まれ、全てのワインは細心のケアと献身によって造られます。畑でのブドウ造りからセラーでの醸造・熟成までの全てのプロセスにおいて、自然にワインが造られていく過程を見守ることはとても重要で特別な使命でありチャレンジだと兄弟はいいます。偉大な遺産を受け継いだ若き兄弟二人はこれから多くを経験し、地元を大事にしつつも日本だけに留まらず世界に目を向けていくことでしょう。
(以上、輸入元情報より引用)[2]
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