ガッティ / ビアンコ・フリッザンテ・ラタトゥイユ 2020

D264

2,700円(税込2,970円)

[造手] Gatti / ガッティ
[銘柄] Bianco Frizzante Ratatuja / ビアンコ・フリッザンテ・ラタトゥイユ
[国] Italy / イタリア
[地域] Veneto / ヴェネト州
[品種] グレラ、ピノビアンコ、ヴェルドゥッツォ、シャルドネ、フリウラーノ等
[タイプ] 白 / 微発泡 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml

<輸入元コメント>
液体自体が安定しているのでオリ引きをしなくても、濁りも弱く上澄みは澄んだ液体になる。
飲むときは、オリを混ぜずにそのまま抜栓し澄んだ味わいからビン底は濁りのある味わいへ2段階で楽しんで欲しいそうです。
そして、決して冷やし過ぎないで飲んで欲しいと・・・
「冷やしたら誤魔化した味になっちゃうじゃない!冷やさない方が嘘のない全部の味わいを楽しめるハズよ!」
大きめなグラスでも味がぼやけず芯の強さを持つガッティ。
ぜひ一度おためしください!

<畑・栽培>
1900年代当初は2.5haあった農園だが、第1次世界大戦時に畑を売却、1990年に家の周辺売りに出された農園を購入し現在では3.9haのブドウ畑を所有します。
お父さんの時代からワイン造りをしていましたが半分は自分達の消費用、半分は協同組合に売っていました。その当時から有機農法を取り入れていましたが、カロリーナがワイン造りをするようになり2008年からビオディナミを取り入れました。サンフェレオーロのニコレッタに相談をしながら最善と思う方法を実践し、粘土質の強い土壌にも適したブドウ栽培を行っているそうです。
農作業は主にお父さんとパートナーが行い、栽培するブドウ品種は9種類だそうです(ピノビアンコ、シャルドネ、トカイ(フリウラーノ)、グレラ、カベルネソーヴィニヨン、ヴェルドゥッツオ、メルロー、カベルネフラン、ラボーゾ)。
比較的平地の広がるponte di piaveでは夏場の湿度を避けるために『ベッルッスィ』(allebamento vite bellussi)という非常に珍しい仕立て方をします。
これは、4m近くはある支柱を中心に4本のブドウ樹を4方向に傘の様な仕立てにします。隣のブドウ樹の畝の間隔は約9mほど取り湿度が畑にこもり難い環境を作り自然の中から病気にも強いブドウ樹の栽培を目指す、この地域の伝統的仕立てだそうです。
しかし、ブドウ実は約3m以上の高さに房を付けるため、剪定作業や収穫などの手入れは台に乗って作業をしなくてはならない為、今現代の農業の考え方からはあまりにも効率が悪く、今では『ベッルッスィ』の仕立てをする農家はほとんどないそうです。

<醸造>
プロセッコの伝統としては醗酵途中にボトリングしてから2次醗酵を行う手法。
でもカロリーナは、それでは元の白ワインのベースが弱いと感じ、まずは白ワインとしてしっかりと醗酵させきります。その後にモスト(果汁)のみを加え、ボトリング。そのような2次醗酵を促す方が圧倒的な飲み心地とメリハリのあるドライ感を得ることが出来ると考え実践しています。

<ストーリー>
なだらかな平地の続くポンテ・ディ・ピアーヴェに1900年代初め頃から家族で営む農園。
当主はカロリーナ・ガッティさん、動物が大好きでロバを飼っています。庭には鶏が平然と散歩しているそう!マンマの鶏料理は最高なのよ!と散歩する鶏を目の前にして話すそうです(笑)
高校、大学と農業について学びました。大学生の時に、この地域の伝統的品種『Raboso』について論文を書くほど我が土地に愛を持って接しています。2012年に大学卒業後にカロリーナが農園を引き継ぎ現在に至ります。

拘りのワインを造っていても、ボトリングしているのは生産量の半分くらいだそうです。それ以外は量り売りで売ってしまっているとの事!
今や、プロセッコと言ったら世界的に大人気銘柄!効率の悪い栽培を続けながらより味わいを追求した結果は生産量も少ないのに全てがボトリングを出来ないだなんて本当に残念です。
カロリーナは裏表のない、ずばずばとストレートに話をしてくれるとても気持ちのいい方。めちゃめちゃパワフルで、自分たちの土地の伝統を絶やさず続けていこうというワイン造りのエネルギーと情熱に溢れる人物です。

(輸入元情報より引用)

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