フラヴィア / アルファラ 1000ml 2021

B597

3,600円(税込3,960円)

[造手] Flavia / フラヴィア
[銘柄] Alfarà(Alfara) / アルファラ
[国] Italy / イタリア
[地域] Sicilia, Marsala / シチリア州, マルサラ
[品種] Catarratto / カタラット
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<ワイン名について>
Alfarà アルファラとは、カタラットが栽培されている地元の地区名「Alfaraggio」の略語です。

<ティスティングコメント>
淡いアンバーの色合い。柿や洋梨、アプリコット、黄桃などの熟した果物の香り。フレッシュで柔らかい口中にはジューシーな旨味が広がり、杏子のノートが感じられる。余韻には心地良い梨の皮のニュアンスと共に旨味と塩味が広がる。

<畑・醸造>
畑はマルサラの町の北側で、マルサラ塩田が目と鼻の先にある、ビルギ地区とパオリーニ地区の間。栽培面積は全ての品種合計で20ヘクタールで全て自社畑。海抜は150~250m。土壌は砂質だが、古代に海だった場所の為、ミネラルと石灰が非常に豊富。
マルサラ地区の気候は、乾燥して暑く、日照に恵まれています。地中海に吹く強い風、ミストラルが一年中吹きつけるため、畑の湿気を吹き飛ばしてくれます。また、冬の間に生育に必要な雨が降り、夏は昼夜の気温差が大きく、ブドウは最適に熟します。
ビオロジックとサステイナブルな農業で、畑においても醸造所においても、可能な限り人為的介入を避けており、農薬、除草剤、肥料は不使用。

<醸造>
2021ヴィンテージの収穫は9月上旬。手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して低温で7日間マセラシオン。その後、圧搾してステンレスタンクで低温発酵。発酵は野生酵母で自発的に行い、酵素や酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。ノン・マロで、熟成後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限のSO2を添加。
総生産量は約1万本。アルコール度数11.5 度。2022年4月時点のSO2トータルは66mg/l。

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(以上、輸入元情報より引用)[]

新時代の息吹を感じさせてくれる味わい
フラヴィアのワインには、これまでのイタリア南部のワインにありがちな独特の重たさや酸化的ニュアンスは全くありません。清涼感さえ感じるフレッシュ感とジューシーさが最大の特徴です。とても心地良く、飲みやすい味わいで、間違いなく新時代の風を感じさせてくれるワインです。食のライト&ヘルシー化に伴って、今や世界各国で「フレッシュ&ジューシー」が、新しい世代のナチュラルワインの造り手達のキーワードになってきていますが、シチリアにも、いよいよそんな若手のナチュラルワイナリーが登場しました。ご期待下さい!

フラヴィアについて
Flavia フラヴィアは、シチリアのマルサラ で、Giacomo ジ ャコ モ とFlavia フラヴィアの Rallo ラロ兄妹によって 2018 年に始動したナチュラルワインのプロジェクトです。二人は 1860 年からマルサラでブドウ栽培を行ってきた農家の 5 代目で、2022 年現在、フラヴィアが 28歳、ジャコモが 30 歳です。二人は2018 年に家業を継承しました。それまでラロ家ではオーガニックで栽培した畑のブドウから、一般的なオーガニックワインを醸造して販売していました。しかし、二人は、フレッシュで、ピュアで、新しい時代の息吹を感じるナチュラルワインを造りたいと考え、これまでの形式や枠にはまらない、ナチュラルワイン造りを始めたのです。そのワインとは以下のような点に要約されます。
- ブドウが栽培されたテロワールとブドウの特徴を際立たせる真の味わいを備えている。
- 野生酵母で発酵を行い、シュールリーで熟成。無清澄・無濾過で濁りがある。
- 圧倒的なブーケがある本物の生きたワインである。
- それぞれのキュヴェが独自の個性を備えている。
- 味わう人の感性に強く訴えかける。
ワイナリーのブドウ畑は、マルサラの町の北側で、マルサラ塩田が目と鼻の先にある、ビルギ地区とパオリーニ地区の間にあります。グリッロ、カタラット、ジビッボ、フラッパート、ペリコーネ、ネロ・ダーヴォラなどのシチリアの地場品種のみを栽培しています。栽培面積は 20 ヘクタールで、全てが所有畑です。海抜 150~250mの場所に位置しており、土壌は砂質ですが、古代に海だった場所であるため、ミネラルと石灰が非常に豊富で、シチリア独特の風味と香りを持つユニークなワインが生まれる土壌です。
マルサラ地区の気候は、乾燥して暑く、日照に恵まれています。地中海に吹く強い風、ミストラルが一年中吹きつけるため、畑の湿気を吹き飛ばしてくれます。また、冬の間に生育に必要な雨が降り、夏は昼夜の気温差が大きく、ブドウは最適に熟します。これらはブドウの高い官能表現のために決定的な条件であります。
フラヴィアでは、ビオロジックとサステイナブルな農業を行っています。これは、畑においても醸造所においても、可能な限り人為的介入を避けることで、人間と動物、そして地球を健康にし、幸福にすること、そして未来の世代に希望を与えることであると考えています。そもそも、ビオロジックの目的は畑の生産性を上げるのが目的ではありません。生産性を高めることは、植物に過大なストレスを与えてしまいます。何よりもまず、寄生虫や菌などの病原体を殺す農薬や除草剤、肥料の使用を完全になくし、土中の有機物質のレベルを維持し、増加させることが大切なのです。地中の有機物質が活性化することによって、健全であると同時に、地元の伝統と風味・香りが豊かに詰まったテロワールを最も純粋にかつ最も分かりやすく表現するナチュラルワインが生まれるのです。また、地場品種から地元の個性を表現するナチュラルワインは造ることは、周辺環境の保護と農村の発展に寄与することでもあると、フラヴィアでは考えています。
フラヴィアのワインは、フレッシュで活力があり、潮風が与えるフローラルな香りと塩味を伴った味わい深さ、そして素晴らしい心地良さと飲みやすさを備えています。これまでのイタリアやスペイン南部のワインにありがちな独特の重たさや酸化的ニュアンスは全くなく、清涼感さえ感じるほどのフレッシュ感とジューシーさがあります。ジャコモとフラヴィアは、これまでの枠にはまらないラディカル(先鋭的)なナチュラルワインであることから、自分達のワインを『REBELLIOUS WINES(反抗的なワイン)』と形容しています。既に英国、フランス、スペイン、オランダ、デンマーク、ノルウェー、アメリカ、オーストラリアなどに輸出されています。

(輸入元情報より引用)

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