[造手] Trinchero / トリンケーロ
[銘柄] Palme Chardonnay / パルメ・シャルドネ
[国] Italy / イタリア
[地域] Piemonte / ピエモンテ州
[品種] Chardonnay / シャルドネ
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<ティスティングコメント>
畑のある区画の元々の名前はパルメ。無駄なものを削ぎ落とし、均整のとれたシャルドネ。
時間とともに固さもほぐれ立ち上がる香りと果実味、ミネラル感が現れる。ボディはしっかりしているが、飲み口は柔らかく舌に染み込んでゆくおいしさ。
<畑・栽培>
標高250m、南東、粘土石灰土壌
<醸造>
ステンレスタンクで2週間マセレーション、ステンレスタンクで1年間熟成。
<ストーリー>
ピエモンテのナチュラルワインの先駆といえる造り手の一人。
トリンケーロ家が誇る長い歴史は1925年、アスティ県でのバルベーラの生産開始に遡る。現当主エツィオは、かつて約50ha所有していた畑を「家族経営で自ら完璧に畑の世話ができる規模にするため」13haに縮小した勇気と決断力のある情熱家。残した畑には、1925年植樹で「アスティの宝石」とも言われるクリュ「ヴィーニャ・デル・ノーチェ」なども含まれる。
トリンケーロの代名詞でもあるバルベーラはいずれも長期発酵、大樽での長期熟成によるしっかりした密度と多層性ある味わいで、20年以上も深みと気品ある表現力を増し続ける。4種類のバルベーラ以外に、エツィオの父が残したアルネイス、マルヴァジーアを始め10種類近い品種を栽培。ちなみに辛辣さで知られるワイン批評家、マット・クレイマーは「全てのピエモンテ産ワインの中で、何よりの好みはバルベーラ酒である」と語っている。もともと酸の高いバルベーラは、果実の成熟をかなり待っても、なかなか酸が落ちず、逆に言えエツィオの造るバルベーラには、持ち味の酸を優美に柔らげるため、長期熟成が不可欠である。
(輸入元情報より引用)
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