[造手] Camillo Donati / カミッロ・ドナーティ
[銘柄] Sauvignon Frizzante / ソーヴィニヨン・フリッザンテ
[国] Italy / イタリア
[地域] Emilia Romagna / エミリア・ロマーニャ州, Parma / パルマ県
[品種] Sauvignon / ソーヴィニヨン
[タイプ] オレンジ / 微発砲 / 辛口 / ミディアムボディ / ドザージュ・ゼロ
[容量]750ml
<畑・栽培>
標高約250m、東向きの斜面。密植率3,500−4,000 / ha。仕立てはグイヨ。
一切の化学的な薬剤を使用せずにブドウを栽培
<醸造>
生産しているすべてのブドウに対してマセレーションを行い、かつてこの地方で伝統的に行なわれていた、ワインの残糖分とブドウに付いていた野生酵母を利用しての瓶内2次醗酵をいまだに行なっています。それはA.アルコール醗酵が完全に終わり辛口に仕上がったもの、B.醗酵途中のモスト(アルコール度数で2.5‐5%程度)を一部取り出し、翌春まで冷暗所に保管しておいたもの、この2つをブレンドしてボトリングすることで生み出されます。Bの、醗酵途中のモストの醗酵を止め、甘いまま翌春まで保管しておくために、木綿の袋がフィルターとして使用されます。木綿程度の目の粗さでは酵母や微生物は難なく通ることができ、本来のフィルターとしての意味はほとんど無いのですが、これに通すことで活動していた酵母たちは何らかのストレスを受け、醗酵を一時的に止めてしまいます。そのモストを密閉容器に入れ冷暗所に保存し、翌春ボトリング前にAのワインにブレンドします(辛口のフリッザンテの場合、アルコール度数で1%程度を瓶内2次醗酵で生産させるため、ブレンドしたワインが約1.6%の糖分を持つように調整します)。ボトリング後、温度の上昇が主な要因でしょうが目覚めた酵母が再び活動を始め、ワイン中の残糖分を食べ、アルコールが生成されるのと同時に炭酸ガスが発生し、夏を越え秋になるころにはフリッザンテとなるわけです。二酸化硫黄の添加もブドウをプレスした直後にのみ使用されるだけで、その量もごく少量(30−40mg / L)。(輸入元情報より)
<ストーリー>
現当主カミッロの祖父であるオルランドが1930年に植えたブドウによる自家消費用から始まったワイン生産をカミッロが商業化。
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