[造手] Le Coste / レ・コステ
[銘柄] Bianco / ビアンコ
[国] Italy / イタリア
[地域] Lazio / ラツィオ州, Gradoli / グラードリ
[品種] プロカニコ70%, マルヴァジア・ディ・カンデイア, ヴェルメンティーノ, 他
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml

<畑・栽培>
グラードリの土地はラツィオ北部、ヴィテルボ近郊カルデラ型の湖ラーゴ・ディ・ボルセーナのほとりにある。このあたりの土壌は火山礫、凝灰岩、細かい顆粒状の石が積み重なり形成されている。砂質、火山性の堆積物、特に鉄分が多く、石灰質と共にブドウに特徴的なミネラルを与えている。標高も高く、350−450mという斜面、祖父の畑や周囲の小さな放棄地を寄せ集めた3ha(樹齢が非常に高い)と、2004年に彼が手に入れた3haの土地「Le Coste」。2006 年より収穫・醸造を開始。
プロカニコ70%, マルヴァジア・ディ・カンデイア, ヴェルメンティーノ, 他、樹齢は10-40年。
畑では農薬はもちろん、堆肥なども一切使わない農法を徹底(=自然栽培)。畑ではブドウ樹だけを栽培するのではなく、自家消費用に野菜やオリーブ(一部は販売用にも生産)、果実を混植。単一的な環境ではない、より多様性のある畑、自然環境に近づける努力を惜しまない。

<醸造>
収穫後、果皮と共に2週間、緩やかに醗酵が始まる。
圧搾後も醗酵は長期間(2017年は3ヶ月だった)におよび、そのまま大樽にて12ヶ月、瓶詰め後、6ヶ月の熟成。

<ティスティングコメント>
2020年は、冬の水不足から始まり春先の遅霜、、。全体を通して乾燥したに日が続いたこともあり、ブドウ自体の収穫量が落ちたヴィンテージだと話すジャンマルコ。収穫量は少ないものの、カビなどの被害がほとんどない、理想的な収穫だったといいます。2019 のようなブドウの完熟、果皮の成熟を感じられなかったこともあり、果皮との接触は例年に比べやや短め。いつも以上に飲み心地の良さを感じるビアンコ。開けたてよりすでに柔らかく、控えめなタンニンと心地の良い酸。揮発酸についてはいつも通り、、、ですね(汗)。低くはないですが、ちょうど良いバランスで、より飲み心地に振れているように感じます。ワイン全体に感じる清潔さ、昔のレ コステとは一味違うエレガントさを感じるビアンコ。毎年期待してしまいますが、いろんな意味で期待を裏切らないレ コステらしさを忘れない(笑)、ビアンコとなっております。

(輸入元情報より引用)

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