[造手] Quarticello / クアルティチェッロ
[銘柄] Le Boccette / レ・ボチェッテ
[国] Italy / イタリア
[地域] Emilia Romagna / エミリア・ロマーニャ
[品種] Spergola / スペルゴラ
[タイプ] 白濁微泡 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<ティスティングコメント>
デスピナはマルヴァジアでしたが、こちらはスペルゴラで造られる同タイプのワイン。
フレッシュなライム感が本当に爽やかで最高にドライでソリッドなキレッキレの果実感を思う存分楽しめます。
<畑・栽培>
オーガニックの認証を取得しており、農法の中にはビオディナミも取り入れています。植物病害から葡萄を守る為、銅と硫黄のみを使用し、肥料には自然な物を使用します。
<醸造>
ステンレスタンクで自然酵母発酵。果皮と2日間のマセラシオン。ノンフィルターでボトリングを行い、瓶内で再発酵、6〜8ヶ月間熟成したメトド・アンチェストラーレ。
<ストーリー>
クアルティチェッロは現当主のロベルトが24歳の時にエミリア・ロマーニャ州モンテッキオ・エミーリア地区の葡萄畑を購入し、2001年に設立されたワイナリーです。
ワイナリーが始まってから現在に至るまで、栽培と醸造両方の全ての管理をしています。
幼い時に祖父もワイン造りをしており、ロベルトは小さな時から祖父の仕事やワインを見ていました。後に自然なワインに目覚めた時に、それらのワインと祖父の造っていたワインに共通する部分がある事に気付き、衝撃を受けました。
その出来事がワイン造りに対する気持ちをさらに強く駆り立てたのです。
自然環境に負荷をかけない誠実な農作業により、畑内で特有の微生物が増殖していきます。土地の個性を持つ野生酵母を備えた強い葡萄が育ち、醸造においては酵母や過度の亜硫酸を添加せずとも健全なワインになって行くそうです。
クアルティチェッロはそのタイプの造りの中ではソフトで優しく繊細なワインを造り上げるのが特徴です。また、モンテッキオ・エミーリアの特徴として、アルコールが高くない穏やかな甘みを感じるマルヴァジアが育ちやすいそうです。
醸造中も自然な葡萄の個性を変化させぬように、So2の使用は最小限に抑えられ、最初の葡萄プレス後の使用に限られます。この土地ならではの土着品種の個性を変化させぬように心がけています。
<エチケットについて>
新しく手に入れた畑のスペルゴラで造られたフリッツァンテ。
そのためエチケットには土地を購入した時の同意書にサインをするためのペンが描かれています。
(輸入元情報より引用)
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