[造手] Andrea Cervini / アンドレア・チェルヴィーニ
[銘柄] Vino del Poggio Bianco Sauvignon / ヴィーノ・デル・ポッジョ・ビアンコ・ソーヴィニヨン
[国] Italy / イタリア
[地域] Emilia Romagna / エミリア・ロマーニャ州
[品種] Sauvignon / ソーヴィニヨン
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<輸入元コメント>
香り :ライムが強いシトラスのような爽やかな香り。セージなどの香草が合わさりアロマティック。スモーキーな鉱物感が溶け込んだ香り高いワイン。
味わい :ノンフィルターで澱の旨味が自然で豊潤な果実味に溶け込み、柔和なミネラル感もたっぷりと感じます。酸味に張りがあり、充実感のある旨味と塩味が両方を兼ね備えた格別の美味しさ。
[畑] 知り合いの畑のソーヴィニヨンを用いて醸造された新しいワイン。
今は借りている状態ですが所有を考えている無農薬の優良な畑です
<醸造>
ステンレスタンクで自然酵母による発酵。マセラシオンは 40 日間。ステンレスタンクで 12 ヶ月間
熟成。So2 無添加。カンディアよりもアルコール度数が低く、口当たりもソフトですが香りや旨味など充実感はさすが。ソーヴィニヨンの良い特性はしっかりと表現、それでいてアンドレアらしい自然で突き抜けたワイン。
<ストーリー>
アンドレア・チェルヴィーニはトレッビア川の入口付近、トラーヴォの町でアグリツーリズモ"イルポッジョ”と共にワイ ナリーを構えています。アンドレアは13歳の頃から叔父の経営するこの農場を手伝い始め、葡萄栽培とワイン造りに親 しんできました。収穫された葡萄はほとんどがそのまま売られ、僅かにダミジャーナで醸造したワインは友人や知人に 量り売りしていました。
La stoppaとDinavoloのワインを造る同じエミリアの醸造家 "ジュリオ・アルマーニ"との出会いで、アンドレアは自然派ワイ ンへの情熱に火が付き、自分達の葡萄を自分達のワインとして 醸造すると決心したのです。2000年代初頭には、極少だったブ ドウ畑を、総面積4ヘクタールにまで拡張しました。アンドレア ・チェルヴィーニとしての最初のボトリングは2006年VT。ナチ ュラルで個性的なワインは様々なテイスティングの場で評価を受 ける形となりました。
栽培品種はこのエリアの古典的な品種達で、白葡萄のマルヴァジア・ディ・カンディア、黒葡萄はバルべーラ、ボナ ルダを栽培。所有している葡萄の樹の中には樹齢40年以上の樹もあります。
醸造は自然酵母での発酵、そして出来り限りSo2は抑えられています。彼の醸造の中で大きなポイントとなるのがと てつもなく長いマセラシオンにあります。アンドレアは、赤と白の両方のワインに対して、長期マセラシオンを行う 事によって、完全で寛大なワインにしたいという考えを持っています。白ワインは6ヶ月間、赤ワインも2ヶ月間と一 般的な感覚では考えられない長さです…そして容器内でも約2年しっかりと落ち着かせます。
アンドレアのビアンコはまさに鮮烈…カンディア種特有のトロピカルなイメージからからステージが上がっており、 上品でありながら複雑なアロマがグラスから溢れてきます。長いマセラシオンとカンディア種に含まれる多量のタン ニンが口にビシビシ来ます。果実味自体はフリウリの偉大な生産者に通じるスケールと口の中で溢れる存在感を放ち、 文句なしに素晴らしいワインだと評したいです。
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