ミケーレ・ロレンツェッティ / マッシモ・リースリング 2017

A478

6,800円(税込7,480円)

[造手] Michele Lorenzetti / ミケーレ・ロレンツェッティ
[銘柄] Massimo Riesling / マッシモ・リースリング
[国] Italy / イタリア
[地域] Toscana / トスカーナ州
[品種] Riesling / リースリング
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
[生産量] 2017 ヴィンテージは600本

<テイスティングコメント>輸入元より
ややオレンジがかった強烈なイエローの色合い。蜂蜜やマルメロの香り。柑橘系果物のノートや微かにスパイシーなニュアンスが感じられる。
アタックは柔らかく、アンフォラで醸造したような非常にまろやかな味わい。柑橘果物のニュアンス。突出するものがなくバランスが取れた構造で、長い余韻には旨味と芳醇なエキスが感じられる。

キュヴェ名のマッシモとは、ミケーレ・ロレンツェッティの一人息子の名前で、このキュヴェは息子に捧げたキュヴェ。また、マッシモとはイタリア語で「最大限」という意味。実は栽培されているリースリングは収量が非常に低く、その ためリースリングが最大限のポテンシャルを発揮してくれるようにとの想いを込めて命名したもの。

<畑・栽培]>
栽培面積:0.15 ヘクタール、標高 550 メートルの南南西向き斜面、地質:表土は粘土石灰と泥土。基盤岩は砂岩とシスト。
栽培:ビオディナミで栽培(デメテール認証)

<醸造>
9月下旬から10月上旬に収穫したブドウを完全に除梗して圧搾。その後セメントタ ンクで、野生酵母のみで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も加えず、温度管理も一切行わずに醸造。その後、引き続きセメントタンクで自発的なマロラクティック発酵と 24 ヶ月の熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。ボトリング後、さらにセラーで12ヶ月寝かせてからリリース。SO2はボトリング時に必要最低限のみ添加。2020年5月時点でのSO2トータルは35mg/l。

<ストーリー>
ミケーレ・ロレンツェッティはビオディナミのブドウ栽培と醸造のコンサルタントとして、イタリア全土の数多くのワイナリーのコンサルタントをしているビオディナミワイン界では知らぬ人はいない巨匠です。ブドウ栽培をするムジェッロは、トスカーナでも極めて冷涼な気候に恵まれています。19世紀にはブルゴーニュ出身の醸造家がピノ・ノワールなどのフランスの高貴品種を栽培して、大きな成功を収めていましたが、フィロキセラによって荒廃してしまいました。ロレンツェッティは、この貴重な歴史を復活させるため、そしてこの地の大きな可能性を証明するために、フランス系の冷涼品種を栽培してワイン造りに乗り出しました。
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