[造手] Massa Vecchia / マッサ・ヴェッキア
[銘柄] Poggio a 'Venti / ポッジョ・ア・ヴェンティ
[国] Italy / イタリア
[地域] Toscana / トスカーナ州, Grosseto / グロッセート県(トスカーナ州の南西)
[地域] Massa Marittima / マッサ・マリッティマ(モンタルチーノとほぼ同じ緯度。ティレニア海[正確にはリグリア海]まで30km未満の距離。
[品種] Sangiovese / サンジョヴェーゼ
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ / IGT
[容量] 750ml
[当主]
(〜2009年)
Fabrizio Niccolaini / ファブリーツィオ ニコライーニ
(2009年〜2019年2月)
Francesca Sfondrini / フランチェスカ スフォンドリーニ
(2019年2月)
長男ヴァスコと末娘トスカが継ぎ、先代ファブリーツィオも戻ってくることに。。。
<輸入元コメント>
2015年ヴィンテージまでは、ワイナリー近くにある1970年代に植樹された区画のサンジョヴェーゼ(とアリカンテ)で造られるワイン、ラ・クエルチョーラが赤のトップキュヴェ的位置づけだったのですが、昨今の異常気候(酷暑)とラ・クエルチョーラのブドウ樹に疲れが見え始めてきたことなどを鑑み、2016年ヴィンテージ以降は標高400mにある区画、フォルナーチェのサンジョヴェーゼで造るワインであるポッジョ・ア・ヴェンティがトップキュヴェとなります。
ラ・クエルチョーラ2016は1080本が届いているのですが、ポッジョ・ア・ヴェンティ2016は750mlが240本、1500mlはわずか96本です。
[畑] 標高400mにある区画、フォルナーチェ
<栽培>
当初(1986年)から一切の化学肥料を使わない有機農法を実践、現在では家畜の飼育・その家畜に与える餌の生産・ワラや残根と家畜の糞尿から完熟堆肥の生産、これらの全てを自分たちでまかなう循環型農法を実践している。
<醸造>
野生酵母のみを使用して、木製の開放醗酵槽でのマセレーションと醗酵を行い、春先の樽の移し変え時かボトリング時の二酸化硫黄の添加もごく少量に抑えるなど、温度管理や化学合成物による人為的なコントロールをせずに醸造を行う。
このキュヴェは、木樽で30ヶ月熟成させ、瓶詰め後さらに6ヶ月熟成、と合計3年の熟成を最低限行う。
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