[造手] Il Maiolo / イル・マイオーロ
[銘柄] Emilia Rosso / エミリア・ロッソ
[国] Italy / イタリア
[地域] Emilia Romagna / エミリア・ロマーニャ州
[品種] Barbera 60%, Bonarda 20%, Merlot 15%, Cabernet Sauvignon 5% / バルベーラ, ボナルダ, メルロー, カベルネ・ソーヴィニヨン
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<味わいについて>
イル・マイオーロの赤ワインは、ヴィンテージによって上記のような差はありますが、基本路線としては、一般的な他のワインと比べて、圧倒的な凝縮感とも言える果実の厚みと、元々は膨大であったことを思わせる渋味が熟成とともに滑らかになったことを感じ取れる飲み心地。
<輸入元社長からのコメント>
2004:熟成感&重量感
2005:熟成感&飲み口の軽やかさ
2006:軽い熟成感&果実
<畑・栽培>
ピアチェンツァの丘陵地、標高約300メートルに広がる有機栽培。海風が常に吹く恵まれた場所で、ボルドー液以外の農薬は一切使用せず。
<醸造>
春までの長期間にわたるアルコール醗酵は野生酵母のみで行われ、5000Lのオーク大樽でアルコール醗酵の続きと約4年間の長期熟成を行う。ノンフィルター、若干の二酸化硫黄を添加してボトリング。
<ストーリー>
エミリア ロマーニャ州の中部の街パルマから西に80km、ピアチェンツァから南に30kmの場所にあるイル マイオーロ。ヌレ川とトレッビア川を挟んだ西側にはアングイッソラやイル ヴェイのワイナリーがあります。現当主フランチェスコの父マルチェッロは、ワイン生産者になるという生涯の夢を実現するために、荒廃した耕作放棄地であったイル マイオーロの土地を購入。農園としての整地を行った際に、オルトゥルーゴ、バルベーラ、ボナルダの3種類のブドウを植えワインを造り始めました。当時は出来上がったワインを家族と飲んだり、贈答品にしたりとあくまでも趣味の延長としてのワイン造りでした。
マルチェッロが亡くなり、農園は妻ノンナと2人の息子フランチェスコ(当時はパルマの大学の法学部生)とステーファノへと受け継がれます。この土地の未来に不安を感じていたフランチェスコは、マイオーロを本格的なワイナリーにする決意をし、弁護士を目指す傍ら、父の遺した畑にブドウを植え、ワイン造りの勉強を始めます。
ヌレ渓谷のカッサーノ地区にある敷地は約20ヘクタールの広さで、石灰岩と粘土を含む痩せた白い土壌の4ヘクタールの畑では、ボルドー液以外の農薬は一切使用せずブドウを栽培、年間26000本ほどを生産しています。2003年がファーストヴィンテージ。ヌレ渓谷とトレッビア渓谷にまたがるデナーヴォロ山の麓、標高450mにある5ヘクタールの畑を取得し、2020年ヴィンテージより白ワインの生産を開始。
(以上、輸入元情報より引用)[]