[造手] Tiberi / ティベリ
[銘柄] La Torre Bianco / ラ・トッレ・ビアンコ
[原産国] Italy / イタリア
[地域] Umbria / ウンブリア州
[品種] マルヴァジア・ディ・トスカーナ、グレケット、モスカート、トレビアーノ・トスカーナ、サンコロンバーノ
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml

[畑] 標高350mの畑には、野生のさくらんぼや数々のハーブが自生する植物園のような場所。

[土壌] 基本は砂、水はけの良い砂に加え、砂岩、小石。細かい石灰が混じる。
[栽培] 畑では農薬や化学肥料は一切使用せず、銅と硫黄も極力使わない。

<醸造>
醸造は至ってシンプル。それぞれのブドウは収穫時に混ぜられ、自然酵母での発酵を行う。白は2日、赤は7日間のマセレーションを行い、2〜3週間の発酵で終了。発酵が終わった段階で、沈んだ澱を除く為タンクの移し替えを行い、また戻しそのまま6〜7月まで寝かせる。ただブドウを発酵させ・落ち着かせる。そのシンプルすぎる工程をシンプルに行うだけのワインは、ある意味とても貴重で素晴らしい飲み物、添加物は一切無し、亜硫酸無添加、ノンフィルター。

<ストーリー>
ウンブリアの州都ペルージアより南西に15km、モンテペトロイオという人口200人程の小さな農村にある農家ティベリは、150年、6代に渡り農業を続けている。しかしワイン醸造の歴史は浅く、2013年が初ボトリングである。現在は6代目にあたるフェデリコがブドウ畑を管理。本格的にブドウ栽培を行い始めた60年前より、出来た果実はそのまま組合へ販売。自家消費用のみをダミジャーナと小さな樽一つで醸造。3.5haある畑には、古い樹で60歳のグレケットが残っており、ティベリ家が当初より行ってきた無農薬・無飼料という農業はこの家の歴史であり土地の歴史でもある。現代のワイン技術・生産とはかけ離れたワイン造りを行う貴重な生産者である。
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