[造手] Maria Bortolotti / マリア・ボルトロッティ
[銘柄] Eligio Bianco / エリージョ・ビアンコ
[原産国] Italy / イタリア
[地域] Emiglia Romagna / エミリア・ロマーニャ州, Colli Bolognesi / コッリ・ボロニェージ(ボロネージ)
[品種] Sauvignon Blanc / ソーヴィニヨン・ブラン
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<輸入元コメント>
国際品種としてのソーヴィニヨン・ブランではなく、何百年も前から根付いている土着のソーヴィニヨン・ブラン。
マセラシオンの期間を1週間と比較的短くさせることで、果皮からエキスを存分に、でも美しく抽出できているマリア・ボルトロッティの傑作。香りは優しく、ナチュラルでトロピカリ―なアロマが印象的。
鉄分が多いため、ぶどうにタンニンが生まれ、しっかりとした骨格を作り出す。タンニンのおかげで長期熟成に向くワインとなる。SO2添加量が少ないためぶどう中に含まれいるタンニンが酸化し、白ワインでも色が濃くなる。
白にも同様にボディが生まれ、しっかりとしたワインになる。草を生やしていることで強いだけではない全体的に調和するタンニンをワインにもたらす。どのワインにも共通する旨みは地表に草が生え、土が生きているからだ、と。

<畑>
彼のぶどう畑があるのはゾーラ・プレドーザの丘陵地帯。その付近で最もぶどう造りに適した土地として1000年前の文献にも名前が記載されていた。コッリ・ボロネージは80000haほどの広大な産地だが、本当に自然な造りをしているのは10蔵ほどと言われている。
例えばバルベーラが植わっている畑は、何万年も太陽を浴び続けている古い赤土粘土質(石灰分は少ない)で川の氾濫などによる侵食の影響を全く受けていない土地。緩やかな斜面の為、地表面も流されることがない。石灰質が少ない利点は根っこが地中深くまで伸びやすい。欠点は香りが出にくいと言われているが、ビオディナミコをすることでぶどう以外の要素もすべて吸収できるので、土壌に関係なく色々な香りがでる。

[栽培] ビオディナミ

<醸造>
発酵中の温度管理は一切しないが、澱引きをし(タンクを移しかえる)温度を下げる。フィルターは基本的にかけない。コンセプトはワインに手をかけないといこと。説明することが無いと本人が言うほどシンプルなワイナリー。

<ストーリー>
マリア・ボルトロッティがあるのはイタリア、エミリア・ロマーニャ州の中でも東端のコッリ・ボロネージ。
彼のぶどう畑があるゾーラ・プレドーザの丘陵地帯はその付近で最もぶどう造りに適した土地として
1000年前の文献にも名前が記載されていた。

〜彼が自然栽培に入ったきっかけ。
それは家が畑のど真ん中にあったから。真っ正直。
だから某有名な自然派ワイン蔵元のグループからも脱退。
SO2量をラベルに書いてまで真実を貫く。(実際は書いてある量より遥かに少ない)
そんなフラヴィオと一緒に育った畑の酵母は、驚くほどに力が強い。〜

ラベルのデザイナーは日本に憧れを持つマッティア・カルタ(Mattia Carta)というアーティスト。マリア・ボルトロッティにも収穫時等に仕事に来ていて、農園のワイン造りや自然との関わり方に深い感銘を受け交流が続いている!
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