[造手] Meigamma / メイガンマ
[銘柄] Bianco Terzo / ビアンコ・テルツォ
[原産国] Italia / イタリア
[地域] Sardegna / サルデーニャ州
[品種] Nasco / ナスコ
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml
<輸入元コメント>
もともとサルデーニャでは甘口として造られていた品種。糖度が上がりやすく、このテルツォもアルコールが16度あります。強いアルコールとボリュームある果実味が大人のお酒のニュアンスを感じさせます。ですがクセが無く、余韻の長い素晴らしい白ワインです。
[畑] 現在全部で2.5ha。畑の海抜はほとんど無く、海から 500〜600mしか離れていない場所。
[土壌] もともとは川だった土地の為、砂と粘土、小石が混じり石灰質はほとんど見受けられません。
<栽培>
畑では農薬や化学肥料は一切使用せず、除草剤ももちろん使いません。銅と硫黄の散布も極めて少ない量で収めています。
<醸造>
自然酵母。マセラシオン4日間。ステンレスタンクにて発酵、3〜5HLの栗の樽で7ヶ月熟成。栗の樽へ移す際もフィルターは一切使用せず、自然な澱下げを行い、おおまかに澱のみを除くだけ。 そのまま春まで熟成させてボトル詰め。ボトル詰めに至るまでの全ての工程で、フィルター濾過を行わず、亜硫酸完全無添加。
<ストーリー>
地元出身のジョゼッペ・クシェドゥとロシア人の妻バルバラは、2006年にジュゼッペの両親が持っていた土地をブドウ畑に開墾。農家への転身を決意しました。農業・醸造ともに未経験の二人は独学でそれぞれを学びます。もともと自分達が飲みたいと思う自然な味わいのワイン造り、人為的な添加物等は一切使わずに健全なブドウを造る事を目指し始まった、年産15,000本の小さなカンティーナ。
ラベルデザインはバルバラが作ったもので、畑や家に生えるハーブや草花、果実をそのまま描いた綺麗な絵です。そして瓶口に括られた可愛らしい紐。これは地元出身のデザイ ナー、マリアライトさんが町のお祭りの際に町長からの依頼で町に装飾を施しました。一軒一軒の家をこの紐で結び、みんなが繋がって幸せでありますようにとの願いを込めて。
この素敵な装飾に感銘を受けた二人は、自分達のワインも多くの家族と仲間に支えられ、多くの先人達の力、色々な人達とのつながりが無ければ完成する事は無かった、、、という想いと重ねあわせ、心を込めて結ぶ事にしたそうです。彼らも多くの人達とワインで繋がっていけますように、との願いを込めたものです。
暖かく、優しく、緩やかな時間が流れている彼らのワインには、その反面、身体の底から溢れ出る強いエネルギーの源の様な感覚があります。飲むたびに体が喜び飲むごとに旨みを増す、不思議な感覚を持ったワインです。
Meigamma=サルデーニャに伝わる言葉で、昼ごはんを食べた後、消化に伴って起こる眠気の事をメイガンマと言うそうです。生活の早いリズムに惑わされず、ゆっくりと和やかな時間を自分達のワインと共に過ごしてほしい、そんな願いが込められています。
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