[造手] Draga Miklus / ドラガ・ミクルス
[銘柄] Malvasia Miklus / リボッラ・ジャッラ・ミクルス
[国] Italy / イタリア
[地域] Friuli Venezia Giulia, San Floriano del Collio / フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州, サン・フロリアーノ・デル・コッリオ
[品種] Malvasia Istriana / マルヴァジア・イストリアーナ
[タイプ] オレンジ / 辛口 / フルボディ
[容量] 750ml

<造手のコメント>
はっきりとしたゴールデンイエロー。桃、アプリコット、プラム、アカシアの蜂蜜などの典型的なマルヴァジア・イストリアーナの熟れた南国フルーツや柑橘の香りで、心地好いスパイス香を伴う。味わいは、しなやかで、クリーミー、香ばしくて、ミネラリー。極めて強い粘性があり、フルボディで、強い個性を放つ。20年以上の熟成が可能。食前酒として最適で、他に相性料理は、貝類、甲殻類、干し鱈などのフリット、グリルした白身肉、トリュフのリゾット、ポレンタ、熟成したチーズ、ゴルゴンゾーラなど。

<畑・栽培>
海抜210m, 丘陵, 樹齢15年と51年, グイヨ(垣根仕立て)。土壌は、粘土質マール(始新世の土壌)と砂岩の層からなり、地元では「ポンカ」と呼ばれている。除草剤不使用。ビオロジック(有機農法)。

<醸造>
天然酵母で温度管理無しで、円錐のオーク樽にて14日間のマセラシオン。1日に三回、手動でパンチングダウン(果皮を発酵中のブドウ果汁に浸ける)。熟成は、オークの大樽で24ヶ月。無清澄、無濾過、SO2の添加は極少量。

<ストーリー>
1900年代初頭、イワン・ミクルスがブドウ畑の耕作を始め、ここからミクルスの歴史がスタートする。その息子であるフランツは長い兵役を経て父の畑を受け継ぎ、この土地を守ってきた。現在はフランツの孫にあたるミーシャが当主を務め、古くジョージアから伝わる伝統的なワイン製法から最新の醸造技術までを駆使し、ワイン造りを行っている。この地域では古くからブドウの木が生育しており、北方アルプスの寒さからは守られる一方、 南から来るアドリア海からの潮風に恵まれるといったフドウ栽培にとって理想的な環境である。土壌は「PONCA」と称され、始新世のマールと砂岩で構成されており、ミネラルが豊富なのが特徴。所有する畑は標高200mの「ドラガ地区」と標高220m「ブレグ地区」があり、どちらもコッリオの理想的な地域にある。畑は草で覆われており、除草剤は使用しない、太陽光発電システムによるグリーンエネギーを使用する、雨水を最大限利用する、などといった環境への配慮を大切にしており、環境賞も多数回受賞している。
(以上、輸入元情報より引用)[]
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