ステファノ・オケッティ / ロエロ・サンケ 2023

C1890

8,400円(税込9,240円)

[造手] Stefano Occhetti / ステファノ・オケッティ
[銘柄] Roero Sanche / ロエロ・サンケ
[国] Italy / イタリア
[地域] Piemonte / ピエモンテ
[品種] Pinot Noir / ネッビオーロ
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<輸入元テイスティングコメント:Edited by essentia>

やや明るさを残したガーネット。ラズベリー、赤スグリ、バラの花弁といった赤系果実とフローラルのアロマに、オレンジピールや微かなスパイスが重なり合う。 ロエロ・オケッティに比べ、石灰・粘土の影響が少ないサンケ特有の極めて砂質な土壌が、このワインに香りの立ち上がりの早さと、透明度の高い芳香を与えている。

アタックは一見軽やかだが、ランゲ・ネッビオーロよりも明確に抽出度が高く、構造に奥行きがある。中盤にかけて現れるタンニンは非常にきめ細かく乾いた質感を持ち、ワインに静かな骨格と深みを与える。 ロエロ・オケッティがやや内向的で、土壌由来の密度感を感じさせるのに対し、ロエロ・サンケは果実・酸・タンニンが層を成しながらも、あくまで軽やかに重なり合う構造を見せる。余韻にはほのかな鉄分とドライハーブのニュアンスが残り、フィニッシュまで滑らかでエレガント。バルバレスコ的な量感や重心の低さではなく、ロエロの砂質土壌がもたらす香りの高さ、透明感、そして洗練された深みを体現している。


<輸入元テイスティングコメント:Edited by essentia>2021VT





ステファノ・オケッティは、イタリア・ピエモンテ州ロエロ地区、モンテウ・ロエロ村に生まれ育った。祖父母はもともとこの土地で農家を営んでおり、他のワイン生産者や協同組合へとブドウを販売していた。「幼いころはブドウ畑が身近にあることが当然で、遊び場程度にしか思っていなかった」と語るステファノ。大学で工学を学び、エンジニアとしてキャリアをスタート。その後、MBAを取得し、ローマ、パリ、さらにノルウェー・スタヴァンゲルといった欧州主要都市で約10年間、国際的な企業環境に身を置いてきた。その一方で、彼の原点には常に故郷ロエロの風景があった。「大人になって改めて畑に立ったとき、祖父母の代から続く畑に対して家族や近隣農家が黙々と向き合ってきた土地の厳しさと尊さを強く意識するようになった。」企業での安定したキャリアを積みながらも、彼の中でいずれ戻るべき場所”は明確だった。「父は建設業をしていたから、畑は決して中心ではなかった。自分はワインを飲む側だったから、頭では分かっているつもりだった。でも祖父の畑に戻ってみて、何も分かっていなかったことに気づいた。それがとても刺激的だったんだ。」瞬く間にブドウ畑の世界に引き込まれ、3カ月間畑で過ごしたのち、彼は後戻りしないと決意する。2019年、ステファノは大企業での生活に区切りをつけ、ワイン生産者としての人生を選択する。最初の年に耕作した畑は約1 ha、生産量はわずか4,000本。ほぼ一人で畑とセラーを切り盛りし、剪定は叔父から学び、醸造は友人の醸造家に助言を仰ぎながらの、文字通りゼロからの出発だった。2022年には妻ジュリアが加わり、ワイナリーは完全な家族経営となった。工学的思考と経営感覚、そして土地への強い帰属意識を併せ持つ彼の背景は、現在のワイン造りのあらゆる局面に色濃く反映されている。

<ストーリー:Edited by essentia>

オケッティは、イタリア・ピエモンテ州ロエロ地区、モンテウ・ロエロ村に生まれ育った。祖父母はもともとこの土地で農家を営んでおり、他のワイン生産者や協同組合へと
ブドウを販売していた。大学で工学を学び、エンジニアとしてキャリアをスタート。

その後、MBAを取得し、欧州主要都市で約10年間、国際的な企業環境に身を置いてきた。その一方で、彼の原点には常に故郷ロエロの風景があった。「大人になって改めて畑に立ったとき、祖父母の代から続く畑に対して家族や近隣農家が黙々と向き合ってきた
土地の厳しさと尊さを強く意識するようになった。」企業での安定したキャリアを積みながらも、彼の中で”いずれ戻るべき場所”は明確だった。

瞬く間にブドウ畑の世界に引き込まれ、3カ月間畑で過ごしたのち、彼は後戻りしな
いと決意する。2019年、ステファノは大企業での生活に区切りをつけ、ワイン生産者としての人生を選択する。最初の年に耕作した畑は約1 ha、生産量はわずか4,000本。ほぼ
一人で畑とセラーを切り盛りし、剪定は叔父から学び、醸造は友人の醸造家に助言を仰ぎながらの、文字通りゼロからの出発だった。2022年には妻ジュリアが加わり、ワイナ
リーは完全な家族経営となった。

ワイン造りの根幹にあるのは「ワイン造りはストーリーである」という明確な哲学。「その年、その土地、その造り手を反映し、その液体の奥にストーリーがある。私はその
ようなストーリーを表現したい」と語る。ラベルではその年の物語が語られる。彼はロエロのネッビオーロを「フレッシュさと構造を併せ持つ存在」と捉え、バローロの重厚
さでも、バルバレスコの緊張でもなく、ヴァルテッリーナに通じる軽やかさと透明感を重視する。そのため、法的には「ランゲ・ネッビオーロ」と表記せざるを得ないワインについても、「本来はロエロ・ネッビオーロと呼ぶべきだ」と考え、産地表現への強いこだわりを示す。

醸造においては、自然発酵を基本とし、コンクリートタンクを主体
に使用。「私はワインに複雑性を求めているが、単なるボディや濃縮度ではない。香りの幅、ニュアンスの重なり、飲み進める中での表情変化こそが重要だと考えている」彼のワインはまだ物語の途中にある。しかし、工学的思考、経営感覚、そして土地への深い敬意が結びついたその哲学は、今後さらに明確な輪郭を持って語られていくだろう。

(以上、輸入元情報より引用)[]
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