ラ・テール・ポンシェ / ラ・トゥルモンティーヌ 2023

A1704

6,500円(税込7,150円)

[造手] La Terre Penchée / ラ・テール・ポンシェ
[銘柄] La Tourmentine / ラ・トゥルモンティ−ヌ
[地域] Jura / ジュラ
[品種] Chardonnay / シャルドネ
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<銘柄エピソード:Edited by essentia>
ドメーヌのデビュー作となるAOCコート・デュ・ジュラのキュヴェ。
『La Tourmentineラ・トゥルモンティ−ヌ』とは、フランスで『迷い草』のことです。「迷い草」とは、踏んだ人を道に迷わせる草のことです。この草を踏んだ人は方向感覚が失われ、何時間もぐるぐると歩き回り、道を見失ってしまいます。ヨーロッパ、特にフランスやアイルランドでは、以下のような民間伝承があります。
「夜、一人旅の人がうっかり道端の迷い草を踏んでしまうと、どんなに方向感覚に優れていても、たちまち道を見失ってしまいます。目印となるものは全て消え去り、すべての道は行き止まりになってしまいます。不幸な犠牲者は、生垣や茨の中を歩き、川を渡り、沼地をよじ登り、藪の中を手探りで進みながら、目的もなく夜をさまよってしまいます。夜明けとともに呪いは解けて、旅人は服が破れ、汚れ、手足から血を流し、家から何キロも離れた場所にいることに気づくのです。」
ワインも発酵してお酒になることで、飲む人によっては少し方向感覚を失わせるものです。このようなことから、エチケットには、迷い草を踏んで方向感覚を失った女性が描かれています。イラストはエティエンヌの姉の Claire クレールがデザインしたものです。

<栽培:Edited by essentia>
リューディ:Billatビラ。ニコラ・ジャコブが本拠を置くCesancyスザンセイの村にあるリューディで、シレックス混じりの粘土・泥灰土土壌。表土には小石が点在している。ドメーヌの栽培面積は1ヘクタールで東向き斜面。

<醸造:Edited by essentia>
手摘みで収穫したブドウをダイレクト・プレスして、グラスウールのタンクで野生酵母のみで自発的にアルコ−ル発酵。醸造添加物は一切加えずに醸造。圧搾後、70%はバリック(新樽は用いない)で、30%は引き続きタンクで自発的なマロ発酵とシュール・リーの状態で熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。亜硫酸はスーティラージュの際に必要最小限のみ添加。瓶詰め時は無添加。2023ヴィンテージの収穫日は9/16。総生産量2,500本。アルコール度数は13度。2025年6月時点のSO2トータルは11mg/l

<ストーリー:Edited by essentia>
ジュラの若きナチュラル・ドメーヌがデビュー!シュッド・ルヴェルモンの新ドメーヌ
南ジュラのことを現地では「Sud Revermon シュッド・ルヴェルモン」と呼びます。鏡さんやガヌヴァ、ニコラ・ジャコブといった造り手が本拠を置くエリアです。そのシュッド・ルヴェルモンに新たなドメーヌが誕生しました。ガヌヴァの本拠地ロタリエの2つ南の村、Augeaオジャに2023年に誕生したラ・テール・ポンシェです。ドメーヌはエティエンヌとマルゴーのカップルによって創設されました。二人は南仏のマ・フラキエで働いている時に出会い、その後、ジュラのドメーヌ・ド・ラ・トゥルネルとマルヌ・ブランシュでずっと一緒に働きながら、二人の将来のドメーヌとワインについて想いを語り合い、共有してきました。
ドメーヌ・ドゥ・ラ・トゥルネルとマルヌ・ブランシュで研鑽して独立
今年35才と32才の二人は、同世代のジュラの造り手達に触発され、ビオロジックで栽培したブドウから、人為的介入を可能な限り少なくし、醸造添加物を加えないナチュラルワインを造っています。当初ドメーヌの栽培面積1ヘクタールと小さく、シャルドネのみを栽培していました。このため2023ヴィンテージはペット・ナットとコート・デュ・ジュラ白の2種類のキュヴェのみが造られました。弊社は2025年の春のリリースと同時にドメーヌを訪問。幸運なことに、少ない生産量にも関わらず、初年度から日本へのアロケーションを頂くことができました。今後が大いに期待できる南ジュラの新ドメーヌです。
ドメーヌについて
Sud Revermontシュッド・ルヴェルモンと聞いて、何のことか分かる人はかなりのジュラ通でしょう。南北に⾧く広がるジュラのブドウ産地は、ボーヌの町を境に北のニュイと南のボーヌに分かれているブルゴーニュに類似しています。ジュラ・ワインの中心はアルボワの町ですが、地図上で目安となるのはLons le saunier ルンス・ル・ソニエの町です。この町を境に北ジュラと南ジュラに分かれていると言っていいでしょう。ジュラの北の巨匠がピュピランのオヴェルノワなら、南の巨匠はロタリエのガヌヴァです。ピュピランとロタリエの距離は実に50キロ。これはちょうどブルゴーニュのマルサネからサントネーの距離と同じです。当然、南ジュラのワインには、北よりも果実のふくらみが感じられます。その南ジュラのワイン産地を指す地元の言葉が『Sud Revermontシュッド・ルヴェルモン』です。南ジュラのヴィニュロンを訪れると、「俺たちはシュッド・ルヴェルモンの造り手だ。」誇らしげに語ります。
そんな南ジュラのシュッド・ルヴェルモンに新たなドメーヌが誕生しました。2023年に創設された La Terre Penchée ラ・テール・ポンシェで す。ドメーヌは Etienne Gasnier エティエンヌ・ガニエと Margaux Dermine マルゴー・デルミンヌのカップルによって創設されました。エティエンヌは1990年生まれの現在35才。マコンでBTSを取得した後、マコンのニコラ・マイエの下で研鑽。数年後、南のピック・サン・ルーへと移り、マ・フラキエで働いている時に、運命の導きで今のパートナーのマルゴーと出会いました。それ以来、二人は共に人生を送り、二人の将来のプロジェクトについて、そしてワインに対する想いを語り合い、共有してきました。
2020年、二人はジュラに戻り、ドメーヌ・ド・ラ・トゥルネルで収穫と醸造を経験しました。その後、さらにドメーヌ・デ・マルヌ・ブランシュで3年半働きました。そして、エティエンヌは今年、マルヌ・ブランシュを退職して、ドメーヌに専心することになりました。パートナーのマルゴーはドメーヌでの仕事と並行して、現在はドメーヌ・ラベでも働いています。ドメーヌは、ガヌヴァの本拠地ロタリエの2つ南の村、Augeaオジャにあります。2023年当初、ドメーヌの栽培面積は僅か1ヘクタールで、シャルドネのみを栽培していましたが、2025年に複数の区画を借り受けて、現在栽培面積は4ヘクタールに広がりました。区画は Cesancey スザンセイ、Vincellesヴァンセル、Orbagna オルバーニャの3つの村に点在しています。シャルドネに加えて、サヴァニャンとプールサール、ごく僅かにトゥルソーとピノ・ノワールの栽培も始めました。栽培はビオロジックで、一部ビオディナミの手法も取り入れています。醸造に関しては、醸造添加物は一切使わず、野生酵母での発酵で、可能な限り人為的介入を少なくしたナチュラルな醸造を行っています。亜硫酸も必要な場合以外は無添加です。
ドメーヌ名の La Terre Penchée ラ・テール・ポンシェとは、フランス語で『傾斜した土地』という意味です。これは、西のブレス平野とジュラ山脈の間に細⾧く広がるジュラのブドウ畑を詩的に表現したものです。ジュラ山脈の麓の丘陵地帯に広がるブドウ畑には、傾斜が40度近くになる急峻な畑もあります。また、造り手は畑仕事で一日の大半は腰をかがめて過ごさなければなりません。このようなことからドメーヌ名をラ・テール・ポンジェと命名したそうです。ドメーヌの初ヴィンテージとなる2023年は、ペット・ナットとコート・デュ・ジュラ白の2種類のキュヴェのみが造られました。弊社は2025年の初夏のリリースと同時にドメーヌを訪問しました。幸運なことに、少ない生産量にも関わらず、初年度から日本へのアロケーションを頂くことができました。今後が大いに期待できるシュッド・ルヴェルモン・南ジュラの新ドメーヌです。

(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)
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