マウアー・オスカル / クレイジー・ルッド・ホワイト 2023

A1565

5,700円(税込6,270円)

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[造手] Maurer Oszkár / マウア―・オスカル
[銘柄] Crazy Lud White / クレイジー・ルッド・ホワイト
[国] Serbia / セルビア
[地域] Vojvodina Autonomous Province / ヴォイヴォディナ自治州
[品種] Olaszrizling, Bakator, Piros Magyarka(Slankamenka), Rhine Riesling(20%貴腐) / オラズリズリング(=ヴェルシュリースリング, リースリング・イタリコ), バカトール, ピロシュ・マジャルカ(スランカメンカ), ライン・リースリング(20%貴腐)(=リースリング, ホワイト・リースリング)
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<銘柄エピソード:Edited by essentia>
Ludはハンガリー語でガチョウ。セルビア語ではクレイジーの意味。Crazy LudはMaurerのベーシックラインです。Bakator(バカトール)はハンガリーの古品種で、Bakaとは『戦士』を意味する言葉。昨今この品種の保護運動が始まるなど中欧で非常に注目されている品種です。

<輸入元テイスティングコメント:Edited by essentia>
23年は今までのLud Whiteとは少し違ったスタイル。Piros Magyarka(ロゼ色のブドウ)に由来する霞みがかったオレンジ色で、甘酸っぱい。かりんやライムの香り、軽やかなトーンでありながら、べっこう飴やみたらしのような甘く香ばしい香りも感じられます。揮発酸は強めですが、果実のボリューム、ふくよかさがあるために余韻は桃やアンズのイメージ。リンゴ酢のようでもあります。飲むほどにその味わいに引き込まれていきます。

<栽培:Edited by essentia>
表土は砂地、その下に泥土、石灰、黄土、スヴォティッア地区(Nosza hill畑、Hajdukovo−Talánterem畑)。

<醸造:Edited by essentia>
この地の古い伝統にしたがい、すべてのブドウを混ぜて除梗、圧搾、天然酵母で発酵後、ステンレスタンクで7カ月ほど熟成。無濾過、無清澄、貴腐葡萄の酸化酵素による褐変を抑えるために亜硫酸を極少量添加して瓶詰め。

<ストーリー:Edited by essentia>
ハンガリー国境にほど近いセルビア最北の街スヴォティツァ(Subotica)で4代続く伝統あるワイナリー。地品種の古木を数多く有しており、中でも1880年に植樹されたKadarkaの古木は大変に貴重なもので、Jancis Robinsonの『Wine Grapes』にはそのことについての記述を見ることができます。
伝統あるワイナリーを引き継いだ現当主Oszkárはナチュラルワインへの転向をゆるやかに進め、2018年ヴィンテージ以降は多くのワインで亜硫酸ゼロ、または極少量添加でのワインづくりを実現しています(2020年よりすべてのワインで亜硫酸無添加)。
ワイナリーはセルビア北部のヴォイヴォディナ(Vojvodina)のスヴォティツァ(Subotica)に6ヘクタール、セルビアの宝石とも呼ばれるフルシュカ・ゴーラ山の麓スレム(Srem)に10ヘクタールの畑を所有しています。それぞれ人馬による有機栽培であり、良質なブドウを生産しています。
両栽培地ともにカルパチア平原にあり、ベースは砂地と石灰がわずかに混ざる土壌ですが、スヴォティツァは砂質が深く、2mに達する場所もあります。プレ・フィロキセラのKadarkaはそうした土壌に植えられています。スレムではドナウ川沿いに畑が広がっており、リースリングは川岸50m付近に植えられています。火山岩が混ざる土壌です。気候は温暖な半地中海性気候で、歴史的にも銘醸地として知られた土地です。
化学薬品の無い時代、ワインはどのように作られていたのか。この時代の恩恵を享受しつつ、真に歴史を尊重し伝統に回帰するとはどういうことなのか・・・。思索を続けるOszkárは古いワインの書物やワイナリーに残る記録を読み、実践し、旅に出ます。
さまざまな産地をめぐり、生産者同士でお互いのワインについての議論を深め、決まって最後は兄のような存在であるZsoltのいるStrekov1075を訪れます。
Raw Wineの創始者として知られるIsabel Legeronは、Maurer Oszkárの大ファンであり、「Collective Wine Series」という名で世界に彼のワインを紹介しました。彼女は彼を「繊細な感性を持つ、謙虚で柔軟性のある好人物」と評し、彼とのプロジェクトを大いに楽しんだそうです。
ニューヨーク、ロンドン、デンマーク、タイなど、世界のガストロノミーの中心地ですでに高い評価を受けるワインとなっていますが、Maurer Oszkárの進化はまだ始まったばかりです。
(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)
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