[造手] Gut Oggau / グート・オッガウ
[銘柄] Timotheus / ティモテウス
[国] Austria / オーストリア
[地域] Burgenland / ブルゲンラント州
[品種] Grüner Veltliner, Weissburgunder / グリューナー・ヴェルトリーナー, ヴァイスブルグンダー
[タイプ] 白−軽めのマセラシオン / 辛口 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml
<銘柄エピソード:Edited by essentia>
ティモテウス(第2世代)
ベルトルディとメヒティルトの三男で、ヨシュアリとエメラムの弟。自信に満ち、公明正大な性格は、人々から篤い信頼を得ています。地に足の着いた慎重さをもつ一方、オープンマインドで常に新しいことに挑戦しています。強い信念をもって行動する彼は、資産家だけれど堅実な人物として知られており、その成功を見据えた仕事ぶりに、自然と人がついてきます。
第3世代の若者達はフレッシュかつジューシーで生き生きしており、第2世代の親達は少しシリアスでストラクチャーと気品があり、第1世代の祖父母は賢者で丸く落ち着いています。
<栽培:Edited by essentia>
Limestone(石灰岩), Slate(粘板岩), 痩せた土地 標高:平均150-200m, 畑の向きは東と南東。バイオダイナミック。平均樹齢:45年、収穫量:20hl/ha、Guyot仕立て。
<醸造:Edited by essentia>
手摘みで畑で選果し収穫。除梗後、一部を10日間醸し、空気式プレスで搾汁、木樽で自然発酵、500Lと1000Lのオーストリア産オーク樽で10ヶ月熟成。2024年6月に瓶詰め。ABV:12% 自然発生Total SO2:10mg/L以下。無清澄/無濾過/亜硫酸無添加。提供温度:14度。飲み頃:今−2043年。
<ストーリー:Edited by essentia>
「伝統とモダンの美しい融合、テロワールと醸造を反映したワインパーソナリティ、GUT OGGAU FAMILY」
著名な料理人一族出身で自身も料理人でもあるシュテファニー・チェッペ・エーゼルベックと、シュタイヤーマルク州の有名なブドウ園出身のエドアルト・チェッペが、2007年にブルゲンランド州の古くから続く葡萄畑を購入して始めたワイナリーです。
グート・オッガウのワイン(9銘柄)は、それぞれ独自のパーソナリティを持ち、またDNAで繋がるファミリーのように互いに共通する何かがあります。バイオダイナミック農法による栽培によって果実の力が最大限に凝縮した葡萄を使い、土地固有の個性がパーソナリティに色濃く反映されるよう極力自然に醸造されます。
第3世代の若者達はフレッシュかつジューシーで生き生きしており、第2世代の親達は少しシリアスでストラクチャーと気品があり、第1世代の祖父母は賢者で丸く落ち着いています。
北欧、パリ、イギリス、ウイーンの星付き/ベストレストランなど、現代オートキュイジーヌを供するレストランでオンリストされています。
「ヨシュアリ2012」は、イギリス・デカンター誌で92Pを獲得。
「ティモテウス2014」は、イギリス・エスクァイア誌で「10 Great Bottles For Your Wine Collection」に選ばれています。
2016年ヴィンテージは、遅霜と雹の影響で収穫量が激減したため、各パーソナリティが集合した「Family Reunion(家族の結束)」として、白、ロゼ、赤が発売となりました。
ワインはどの工程でも酸化防止剤(亜硫酸塩)は無添加です。自然発生の亜硫酸値を記載しております。
※以下は、輸入元から連携された造り手からのメッセージに基づいて、一部、エッセンティアにて体裁などを整えて記載。
小さいけれど活気のある町、オッガウは昔からすぐれたワインの産地として知られるブルゲンラント地方のノイジドラー湖の畔(ほとり)にあります。このあたりは古代ローマ時代、オーストリアで最初に赤ワインが造られた場所です。当主である私、エドュアルド・チェッペ・エーゼルブュックと妻のステファニーは、ブルゲンラントのワイン造りの歴史を踏襲しつつ、最新の技術を取り入れながらグート・オッガウ(オッガウ農園)の畑を大事にしてきました。栽培において次第に経験を積み納得のいくワイン造りの手応えを感じていく中で、私たちは当初思いもしなかった新しい 方向性を見出していくことになりました。
現在はデメター・オーストリアの一員として、バイオダイナミックによる栽培の重要性を十分に理解し、その宇宙の真理ともいえる本質が十分に発揮されるべく注意を払いながら、この方法を効果的に取り入れています。その方法の恩恵を受け、果実の力が最大限に凝縮した葡萄から造ったワインは、飲み頃の最高潮を迎えるまで静かにセラー で寝かせています。
グート・オッガウでは、白、ロゼ、赤、デザートワインと幅広い種類のキュヴェがありますが、いずれもビオディナミによる栽培により 、葡萄のクオリティが十分に引き出され、土地固有の個性が色濃く反映した魅力的なワインになっています。ワインはそれぞれ独自のパーソナリティ(個性)を持ちつつ、互いに共通する何かがあります。それはまるでDNAで繋がるファミリーのようで、これこそがグート・オッガウのワインに通底する独自の持ち味なのです。
“グート・オッガウ帝国”の基盤を築いたのは、メヒティルトとベルトルディの第一世代です。この2つのワインはバスケットプレスを使って手作業で圧搾して造られます。彼らの子供たちの世代として造られたワインは、ティモテウス、エメラム、 ヨゼフィーネ、ヨシュアリ、ヴィルトルードの5つのフルボディなワ インです。さらに最も新しい世代のワインとして、テオドラ、ヴィニフレッド、アタナジウスが続きます。 この家系図に見立てたワインのラインナップで、グート・オッガウのワインに親しんでいただければ幸いです。
(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)