[造手] Klanjscek / クランスツェック
[銘柄] Riesling Italico / リースリング・イタリコ
[国] Italy / イタリア
[地域] Friuli Venezia Giulia / フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州
[品種] Riesling Italico / リースリング・イタリコ
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<栽培>
コッリオ・ゴリツィアーノの中心部、オスラヴィアの丘陵部に3.5haのブドウ畑。土壌はポンカ(泥灰質)と粘土。2016年からはビオロジック栽培(ただし、以前より常に自然に即した栽培を行ってきた)。リースリング・イタリコは0.5haであり、最も古いもので1978年に植樹。
<醸造>
手摘みで収穫。酵母および酵素の添加は無し。22hLの開放式タンクでマセラシオン及び、アルコール発酵。温度コントロールは無し。ステンレスタンクにて1ヶ月熟成の後、12hLのオーク樽で最低12ヶ月熟成。瓶詰め後、最低5ヶ月の熟成を経てリリース。無清澄。
<ストーリー>
コッリオ・ゴリツィアーノの中心部、オスラヴィアの丘陵部に3.5haのブドウ畑を持ち、2016年からはビオロジック栽培を行ってきた。ただ、以前より常に自然に即した栽培を行ってきた。現在、約15,000本を生産している。祖父のミルコが植樹した最古のブドウ木は、1978年遡り、0.5haはリースリング・イタリコ(ヴェルシュリースリング)が植えられている。この品種は、オーストリア・ハンガリー帝国時代には、この付近で特に広く普及していたが、今でも栽培している人は殆ど居ない。
2017年ヴィンテージの一部は、未だセラーで眠っており、今後数ヶ月以内に、ピノ・グリージョやリボッラ・ジャッラと同じタイミングで、それぞれ瓶詰めされる。2017年ヴィンテージの全ての白ワインは、果皮浸漬を5日間だけに留めたのだが、それは、亜硫酸塩を最小限(澱引きの時に2g/hLの添加)に抑え、優れたバランスと安定性を兼ね備えたナチュラルワインを造る為であった。
(以上、生産者の情報をエッセンティアにて翻訳・編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)